『奥薗流・いいことづくめの乾物料理』
(文化出版局  1400円)


 「もっと使える乾物の本』(農文協)がでてから、早10年。 地道に乾物のよさを紹介してきたものとして、ここ数年、乾物のよさが世の中全体に広まったことは本当にうれしいですね。奥薗流の乾物使いも、ずいぶん多くの方に受け入れていただき、 簡単においしく料理してくださるようになったことも、すごくうれしいことです。
  ここにきて、もう一度奥薗流乾物料理という物をきちんとまとめて、今まで奥薗流で作ってくださっていた方も、奥薗流を知らなかった方にも、もう一度、新鮮な気持ちで、奥薗流の乾物使いを紹介してみたくて、まとめたのがこの本です。
  この10年、私自身乾物については更に使い込み、もっと簡単においしくする方法を発見し、 乾物がもっともっと身近で手軽でおいしいものに感じています。そんな思いが、この本で伝わるといいなと思っています。
   乾物のしみじみとしたおいしさで 時に、心癒されてみてはいかがでしょう?

『奥薗流・まごわやさしい健康料理』
(文化出版局  1400円)


 以前、このなべかま通信でも書いたことがある「まごわやさしい」。豆類の「ま」、ごまの「ご」、わかめなどの海藻類の「わ」、野菜の「や」、しいたけ、シメジなどのきのこ類の「し」。いも類の「い」。
 バランスよく食べた方がいいのはわかっているけれど、バランスよく食べるって、何を?どのくらい?しかもそれを毎日食べるって大変。ところが、今日何を食べようかと思ったときに、このまごわやさしいと呪文のように唱えてみると、ほら、簡単に、ああそういえば最近いも類を食べてないな、とか、海藻類が食卓に並んでいないとか、そういうことに気づくことができるんです。
 もちろん、毎日必ずまごわやさしい、全ての食品と食べないといけないというわけではなく、時々こんな風に呪文のように唱えて、足りない食品を補うだけで、簡単に食のバランスが改善されるというわけ。
 この本は「まごわやさしい」の食材を使って、簡単にできる料理をまとめた一冊です。思い立ったときにすぐ作れるように、また繰り返し作ってもらえるように、シンプルなレシピばかりを厳選しました。台所に一冊あれば、心強い見方になるはずです。

『奥薗壽子の超かんたん!糖尿病ごはん[激うま]レッスン』
(PHPビジュアル実用BOOKS 1300円)


 血糖値が気になっている人、糖尿病予備軍かも?と思っている人に向けたレシピ集です。
 ある日、健康診断で血糖値が高いですよといわれたら?このままいると糖尿病になりますよ、といわれたら?何をどんな風に見直したらいいのか、わからないことだらけだったりしませんか?また、いきなり糖尿病食の本を見ても、カロリーだの、食事制限だのと、わからないことも多く、言われたとおり、きちんと全部守ろうとがんばってみても、長続きしそうにない、なんてことはないでしょうか?
 そこで、この本は、最初から全部完璧にやろうとせずに、できるところから一つずつ、生活を見直して見ましょうというスタンスで展開してみました。一応レッスン形式になっていますが、できるところから、はじめてもらって結構なんです。
 大事なことは、ほんの少し生活を見直してみること、そして作る人も、食べる人も、楽しくおいしくが基本です。ですから料理を簡単においしくするコツと、減塩ポイント、カロリーダウンポイント、食物繊維を無理なくとれる工夫など、できる限りたくさん書き込みました。糖尿病の人も、糖尿病でない家族の人も、一緒に食べて、一緒に元気になってもらえたらとおもっています。
 メタボ対策にもおすすめの一冊です。

もっと使える乾物の本

 

 上4分の3が文章、4分の1がレシピ、写真は数点しか載っていない地味な本です。
けれど、この本を書くために、乾物だけで篭城生活をし、乾物を調べるために現地に電話取材攻撃、しいては現地に行って生産現場を見て回り、文字通り乾物に体当たりをしてかきあげました。
奥薗流乾物ワールドの原点、乾物使いのテクニックがぎゅっと詰まった一冊です。
渾身の全189ページ。1998年に出版して依頼、ロングセラーを続けています。
気に入ったーページだけ拾い読みしてもらっても、乾物が大好きになり、乾物を料理したくなること間違いありません。一家に一冊、是非どうぞ。

取り上げている乾物は、
初級編・・・わかめ、のり、干ししいたけ、ひじき、高野豆腐、切り干し大根
麩、豆、すき昆布、刻み昆布,早煮昆布、
中級編・・・湯葉、とろろ昆布、きくらげ、かんぴょう、春雨、ビーフン、桜海老、星えび、干し貝柱、ドライフルーツ。
上級編・・・山くらげ、いもがら、金針菜、麩乗り、クコ、納豆昆布、ドライトマト、
手作り編・・・切り干し大根、きのこ、山椒、勝くり、干し芋、ドライガランガー

奥薗流早い早い豆料理 100点勝負

 

 豆って、一晩つけたり、長時間煮たりと、考えただけでめんどくさい感じがしますが、土鍋に水と豆を入れたらそのまま火にかけ、沸騰したら5分にて、後は火を止めて余熱で戻す。奥薗流のこのやり方なら、時間はかかるけれど、ほおっておけばいいので、手間はかかりません。

この豆料理の本のテーマは下湯でした水煮の豆さえあれば、あとはささっと簡単に料理してしまおう、というもので、それが従来の豆料理の本とは一味違うところ。とにかく湯で大豆鮭あれば、ぱぱっと簡単に料理ばかり集めました。

大豆だけでなく、金時豆、レンズマメ、小豆など、いろんな豆料理も紹介しています。
まずは、豆の水煮、自分で作って味わってみてくださいませ。

 

奥薗流超速豆料理

 

既刊「早い早い豆料理」(講談社)が、文庫本になりました。小さくて、一料理一ページになっていますので、とっても使い勝手もよく、キッチンにおいてもらっても邪魔にならないサイズです。文庫本サイズでお手ごろ価格!!

遊び尽くし「もっと手軽にこんぶ術」

 

最初から最後まで、昆布ずくしの一冊です。煮物、炒め物、サラダ、お菓子にいたるまで、昆布で作りまくります!!

遊び尽くし「ふ・ふ・ふのお麩レシピ」

 

おそらく日本発のお麩だけの料理本です。
お麩の料理点数は36!!!!
お麩を使った、煮物やスープ、チャンプルなどの定番物からねぎ焼き、チーズフォンでユー、豆乳しゃぶしゃぶなどの変化球もあり。更には、お麩を使ったスナック菓子や甘いお菓子など、盛りだくさんです。
これ一冊で、お麩にはかなり詳しくなり、絶対お麩好きになること間違いなしです。

カラダにおいしい「乾物」のすすめ

 

大好きな乾物を、エッセイ、レシピ、イラストでまとめてみました。イラストは私自身が書いています。「そんなに乾物ばっかり本当に食べているんですか?」とか、「乾物ばっかり食べていて、あきませんか?」などという質問を受けるのですが、私自身は、別に乾物を食べようとか、がんばって料理しようとか思って遣っているわけでもなく、家にあるから、当たり前に、料理しているだけ。
結果としておいしくて、簡単で、体によくて、それだけなのです。そんな私のゆったりとして乾物大好きな気持ちが、イラストとともに伝わるといいなと思います

奥薗壽子の節約おかず

節約のおかずというタイトルではありますが、しみったれた感じの本ではありません、念のため。
体によくて安くて、保存が利く乾物を使ったメニューを中心に、家にあるもので、おいしく、体にいいメニューをたくさん紹介している本です。

「奥薗壽子のスローごはん」(主婦の友社)

 

ズボラとスローご飯、一見矛盾しているように見えますが、手をかけずにシンプルにすることによって行き着いた答えは、結局同じだったのです。
野菜や乾物の素材の味を、手をかけず、シンプルに味わってみる。そのために必要なのは、ほんの少しの心の余裕と、ほんの少しの料理のコツ。
時に、ふーっと深呼吸して、速くてゆっくりな料理、作ってみませんか?

おくぞの流 玄米・雑穀・らくちんごはん


 昨今の健康志向以前から、玄米雑穀は根強い人気です。この本はストイックになりすぎず、気楽に玄米や雑穀を、日々の食卓に取り入れてもらいたくて書いた一冊です。私自身は、かれこら、20年近く前から食べていますが、かといって、それを強制するつもりもなく、白米だっておいしくいただいたています。ただ、日々の生活の中で、たまにふっと玄米を炊く日があったり、雑穀を料理する日があってもいいんじゃないかと思うんです。体も気持ちも、ちょっとリセットできるようで、それくらいのゆるさもまた気持ちよかったりします。そんな緩やかな気持ちで、この本の雑穀玄米料理を作ってもらえたらうれしいなと思います。