2016年

3月

17日

豚肉としめじのしぐれ煮弁当

最近、ちょっと気になっているものにアクリルアミドがあります。

これは、食品安全委員会が今年の2月に

「公衆衛生上の観点から発がんの懸念がないとはいえない」

「出来る限り折衝の低減に努める必要がある」

 

というような、微妙な発表をした物質です。

アクリルアミドは

食品に含まれる等とアミノ酸が120度以上に熱せられた時

美味しそうに焦げる「メイラード反応」によって

生成されるので

 

揚げたり、焼いたり、炒めたりして焼色がついたものを食べると

必然的に摂取することになってしまうのだそうです。

 

確かに、昔から、焦げたものを食べると体に良くない

というような噂(?)はけっこうありましたが

ここに来て、食品安全委員会が正式に「安全とはいえない」という発表をしたとなると

全く根も葉もない噂、で済ませるわけには行かなくなりますねえ。

 

でも、アクリルアミドの摂取量を気にするあまり

なるべく口にしないようにするとなると

 

揚げる、焼く、炒めるを避けて、

煮る、茹でる、蒸すという調理法を極力選択する必要があるのですが

それも、程度の問題で、

揚げもの、焼き物、炒めものはぜったいだめとなると

余計そういうものが食べたくなってくる気もするし

 

体に害が起きるほど、毎日何かを大量に食べ続けないかぎり

毎日の食卓には、いろんな調理法や、いろんな味付けがあったほうが

豊かだと思うんですけどね。

 

毎日の食事は、健康や、安全という基準だけでできているのではなく

美味しさや、手軽さや、価格や、旬や、味の好みや、その日の気分や

色んな要素が複雑に折り合って、毎日の食卓ができているわけで

あれはダメ、これはダメという禁止事項が多くなると

食べる楽しさや、料理する面白さが、どんどん少なくなって来るので

 

いろんな調理法、いろんな味、いろんな食材、

バリエーション豊かに調理し、食べることって、やっぱり大事だと思います。

 

結局いつもの結論になってしまうのですが

心も体も豊かで幸せに過ごしてこその健康だと思いますね。

 

さてさて、そんなことを考えていたこともあって

今日のお弁当は、煮る、茹でる中心のお弁当を作ってみました。

 

 

今日のお弁当はこれ。

豚肉としめじのしぐれ煮

切り干し大根のうま煮

スナップエンドウ、ソーセージ

卵焼き

 

豚肉は、甘辛の調味料の中に入れて、先に豚肉に味をつけながら煮たところに

生姜としめじを入れて、ガーッと煮詰めるだけ

最後に鰹節を混ぜて、煮汁を全部吸わせつつ旨味をプラスしました。

 

スナップエンドウは、ごく少量の水で蒸し煮

ソーセージは、小さめのフライパンでゆでました。

それぞれ、マヨネーズとケチャプをほんの少しずつ

下に入れています。

 

同じ煮るでも、豚肉のしぐれ煮のようにしっかり味を煮含めながら煮るものと

切り干しのように、素材の味を活かしてさっとあっさり蒸し煮にするもの

 

茹でるのでも、スナップエンドウのように少ない水で蒸し茹でにするものと

ソーセージのようにたっぷりの湯で、茹で上げるもの。

 

いろんな調理法があることで、味のメリハリもつき

普通に何も考えずに、煮たり茹でたりするよりも

いろいろあったほうが、うんと楽しかったりします。

 

ストイックになりすぎないで

楽しみながら、作って食べて

結果として、健康に幸せに過ごせるのが一番ですね。

 

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コメント: 4
  • #1

    Yu-Ki (木曜日, 17 3月 2016 07:18)

    奥薗先生、おはようございます。
    本日、青空です(^O^)。

    揚げる、焼く、炒めることを避けると、やっぱり質素でシンプルな気がしますね。
    でもヘルシーですね。
    かと言って、茹でることで失われてしまう栄養素があったり、じゃあどうすればいいの?ってなってしまいますね。
    縛りがあると、なんでもつまらないものになってしまいますね。
    茹で方を変えたり、煮る方法をかえたり、楽しみながらの工夫も大事ですね。

    心も体も豊かで幸せに過ごしてこその健康、共感します。

    先生、今日も1日健やかにq(^-^q)。

  • #2

    ぷくちゃん (木曜日, 17 3月 2016 22:35)

    奥薗先生、今晩は。

    アクリルアミド、私もテレビで見て気になっていました。
    ですが、先生の仰るとおり、気にしすぎるのもかえって不健康ですね。

    茹で方について、私はレシピに「たっぷりの水で」等書かれていない限り極力少なめの水で茹でるのですが(水・ガス・時間の節約の積りです)、もっと実験(冒険?)してみた方が良いな、と感じました。
    茹で方ひとつでも変えてみることによって、こっちの食感の方が好みだな、とか発見があるかもしれませんね(^^)

  • #3

    おくじょの (土曜日, 19 3月 2016 01:38)

    Yu-Ki様

    どんなことでも、楽しみながらやってみるほうが、幸せだと思うんです。やかんでお湯をわかすのだって、その間につま先立ちしたり、しこ踏んだりして待ってると、なんだか得した気分で楽しくなる。
    同じことをやるのでも、そこに楽しみを見つけられる人になりたいなと思います。

  • #4

    おくじょの (土曜日, 19 3月 2016 01:41)

    ぷくちゃん様

    実験!!うん、それ大事。
    ゆで方をほんの少し変えてみるだけで、昨日の自分と今日の自分は違っている気がして、日々ほんのちょっとだけ成長している気になります。
    それって、素敵なことだと思いません?