2016年

7月

29日

富山グルメ② 鮨人の絶品お寿司

ついつい、食べることばっかりに夢中になってしまうのですが

 

せっかく富山に行ったので富山観光もせねば。

国宝 瑞龍寺

加賀藩二代藩主前田利長の菩提寺だそうで、曹洞宗の仏教寺院。

曹洞宗といえば、道元の典座教訓。

実際に、典座の方が料理されていた食堂を拝見すると、

料理も食べることも修行であるという、凛とした空気を感じることができ

身が引き締まる感じでした。

 

さてさて、そんな厳かな気分になった私ですが

やはり、現世の快楽に浸るべく

富山のきときとのお魚のおいしさを堪能するため

今富山で一番おいしいといわれている人気店、鮨人へ。

 

 

一品目のばい貝のお刺身から、おいしさにやられました。

 

ばい貝のコリコリ感と、甘味。

塩とかんきつの塩梅もいい。

 

白エビと赤エビの握り

のどぐろのしゃぶしゃぶ

岩ガキのおひたし

 

バフンウニのお寿司

ここはコース料理のみで、お寿司の間に魚料理も出てくるのですが

しゃぶしゃぶしたのど黒は、

適度に脂を落としつつも、中心部分をレアに仕上げることで

お刺身としてのうまみと、あっさり品のいい甘みとが感じられる一品でした。

 

岩ガキもお出しの中でさっと煮てあるのですが

これもまた火の通し具合が絶妙です。

確かに牡蠣のうまみが口に広がるのですが、レバーっぽいねっとりとした食感は

牡蠣を超えたおいしさなのです。

 

 

ここで梅干し風味の茶わん蒸し。

絶妙のタイミングで、ウニで重くなった口の中がすっきり洗い流されます。

 

 

カニの握りと、のどぐろの串焼き

贅沢にたっぷりのカニを乗せた握りは、ごちそうです。

 

串焼きののど黒は、これまた焼き加減が絶妙。

先ほどのしゃぶしゃぶから一転、今度は油をひき出すように焼いてあるため

口に含むと、おいしい脂が口いっぱいに広がり

間に入れたねぎの甘味ともよく合います。

 

ここからは握りが続きます。

ヒラメ、あじ、こちのこぶ締め、ぼたんエビ。

 

ぐじの塩焼きで、一呼吸ついてから

 

赤いか、マグロ赤身、マグロトロ、イワシの酢〆と続きます。

 

どれも、いい仕事がなされています。

特に、ここのお寿司は、砂糖を使わず、塩と赤酢が混ぜてあり

しかも、ご飯が少し硬めに炊いてあって、握り具合がゆるいので

 

口に入れた時に、いい感じにほろほろと御飯がほぐれて魚を混ざり

決して、魚の味を邪魔することがないのです。

お魚もおいしいけど、酢飯も計算されていますねえ、すごい!!

 

そして、ここで出てきたのが“かぶす汁”

 

 

 

塩やしょうゆを使わず魚のあらと血でとった潮汁のようなスープなのですが

とろりと濃厚で、深いうまみ

なのにどこまで行っても、全く臭みがなく、透き通った味わいで

こんなすごいお汁、今まで出会ったことがないほどの、強烈なおいしさでした。

これは、本当にすごいです。

本当にすごいとしか言いようのないうまみでした。

 

 

最後は、鰻ときゅうりの手巻き

・・・・と思っていたら

デザートのアイス最中

 

 

 

 

ほんのり塩がきいたアイスもおいしいけど

最中の川のサクサクした食感と香ばしい香りが絶品。

最後の最後まで、本当に感服いたしました。

 

一つ一つのお寿司にも、料理にも、丁寧に手仕事がされていて

そういうところは、江戸前鮨の感じではあるのですが

富山の魚のおいしさを、こんなふうにひきだし

また、お寿司の間に、料理を挟んでいくことで、完全に鮨人ワールドに連れていかれる。

 

いやあ、本当に参りました。

 

新幹線に乗って、わざわざ食べに行きたいお寿司屋さんです、ホント。

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コメント: 1
  • #1

    Yu-Ki (金曜日, 29 7月 2016 07:09)

    奥薗先生、おはようございます。
    紙芝居の様に、次から次へと品のある料理の写真、自分がそこにいたらと考えると、わくわくしますね。
    新鮮な海の幸が、職人さんの手によって料理に仕上がっていくのですね。
    食材が輝いてみえます。
    たまには、家庭では食べられないものを、思いっきり堪能するのもいいですね。

    先生、今日も1日健やかにq(^-^q)。
    梅雨明けしましたね。
    暑さにもお気をつけください。