2016年

11月

30日

鶏の梅焼き弁当

家庭料理は、点ではなく線だと思っていました。

一つ一つの料理や食材が、単独で存在しているのではなく

冷蔵庫に使い残した食材が、また別の料理に使われたり

 

今日作ったおかずが、明日のお弁当に入ったり。

けれど、いつの頃からか

線ではなく面ではないかと思うようになってきました。

 

きんぴらを作ったら次の日はお弁当のおかずになり

それでも余ったら混ぜご飯になったり

カレーを作ったら、23日食べた後は最後にご飯を入れてドリアになったり

家ごとに、ストーリーはいろいろあって

でも、そのストーリは、きんぴらを作るたびに、カレーを作るたびに繰り返されて

 

同じようなことが季節ごとに作る料理や

おせち料理のような行事食や

誕生日のごちそうでも起こっていて

 

繰り返し作るたびにそのたびに線が太くなって、面になる。

 

何回も繰り返されることで、線が面になり

ささやかな料理であっても

家族みんなが共有する我が家の味ってことになる。

 

そんな感じ

だから、家庭料理は点でも、線でもなく、面だと思う。

 

でも、逆に言うと

面にするために、たくさんの点が必要で

点もまた、家庭料理で

そこがややこしいところなんだけれど

毎日のささやかな点を作ること、作り続けること

そのことも大事なんですよね。

 

 

料理は、それだけで楽しくて、面白いと思うんだけど

点から線、線から面へとつながっていくと

また違った風景が見えてきて、違う喜びや楽しさがあるんです。

 

それをうまく伝えられたらいいのだけれど

それがなかなか難しいのです、すいません。

 

さて、今日のお弁当です。

 

鶏の梅焼き

しし唐

ゴボウとニンジンのじゃこきんぴら

かぼちゃのしょうが煮

 

卵焼き

鶏の梅焼きは、鶏むね肉をこんがりソテーしたものに

梅干し、はちみつ、しょうゆ、わさびを混ぜたものを塗っただけ

簡単なんだけど、梅干しの赤い色がお茶目に仕上がるので気に入っています。

 

鶏肉の横で、しし唐をさっと塩炒めして、添えました。

しし唐は、昨日のお弁当で半分使った残りです。

ほらね、こういうところで昨日と今日がつながっています。

一人ドヤ顔。

 

ゴボウとニンジンのじゃこきんぴらは

昨日の夕飯に作って取り分けたもの。

じゃこを入れてきんぴらを作ると

一日置いたときに、じゃこのうまみがしみだして、ぐっとおいしくなるのです。

 

かぼちゃのしょうが煮

普通の甘煮に、しょうがをプラス。

これからの季節、体が温まるように何にでもしょうがを入れたくなります。

 

かぼちゃの甘煮も、繰り返し繰り返し、数えきれないくらい作ると

お弁当用に、ほんの少しだけ朝作っても

いつもと同じ味に煮上げることができるようになり

自在にアレンジもできるようになります。

これもまた家庭料理の面なのかな。

 

なんて、ちょっとかっこいいふりをしましたが

実は、今日はちょっと寝坊してしまい

時間に追われてぎりぎりで

おかずの詰め方がめちゃめちゃ雑。特にかぼちゃがね。

 

そんな日もある。

 

それもまた、日々の家庭料理の小さな積み重なりの一つ・・・かな。

コメントをお書きください

コメント: 1
  • #1

    Yu-Ki (木曜日, 01 12月 2016 04:11)

    奥薗先生、おはようございます。
    いよいよ師走ですね。
    あっという間に、年末になってしまいそうですね。

    積み重ねですね。
    点や線の集まり、面には、物を受け止める力がありますね。
    跳ね返す力もありますね。
    “継続は力なり”納得です。
    カボチャも、“ある日のカボチャ”、1頁になりますね(^_^)。

    先生、今日も1日健やかに。