でいりいおくじょのBLOG

2019.09.17

京都・西本願寺

今日は西本願寺に行ってきました。

今、観音堂やら、飛雲閣やら、唐門やら

いたるところ修復工事中で

本当は、来年以降のほうがいいんだけれど

 

最近、親鸞の歎異抄が映画化されたというニュースを読んで

ああ、歎異抄だと思って

「たどたどしてく声に出して読む歎異抄」(伊藤比呂美著)を

たどたどしく声に出して読んでいるうちに

こんな私でも(というか、こんな私だから)心に響くことがあって

 

そうだ、本願寺、行こう!

って思ったわけです。

 

西本願寺での、私のおすすめポイントは3つです。

 

一つ目は、なんといっても、大イチョウですね。

 

こちらのは

普通のイチョウみたいにシュッとしてなくて

アフロヘアーみたいな枝が爆発してるの。

 

根っこが上にきているように見えるので

逆さイチョウともいわれているほど。

なんか、こういうの好きなんですよ。

とぼけた感じで。

 

二つ目は天邪鬼。

 

あっ、天邪鬼っていうのは

御影堂(“みかげどう”ではなく“ごえいどう”と読みます)の

屋根の前の部分にある天水うけを4方から支えてはるのが、それで

 

いつ行っても、よう頑張ったはるわあ~って思う。。

 

天邪鬼を見ては

私は、まだまだ頑張りが足らんなあ

もっと頑張らなあかんなあって、思うわけ。

 

3つ目は、お坊様たちのお勤め。

 

お坊様のお勤めっていうのは、つまり

決まった時間に、阿弥陀様の前でお経を読まれる、あれです。

 

あのね、西本願寺の読経って、めちゃめちゃ早口なの。

お経って、朗々と読み上げるのがふつうですが

西本願寺の場合、織田信長と石山の合戦という戦をした歴史があって

その戦の時、戦いの合間をぬって、ささっとお勤めをする必要があったらしく

その名残で、今でも、めっちゃ早口で読経されるんです。

 

本当にそそくさと、阿弥陀様の前にいらして

そそくさと読経されて

そそくさと引き上げられる。

 

こんな言い方も失礼ですが

なんか、ちょっと笑いそうになる。

 

アフロの大イチョウ

めちゃ頑張ってはる天邪鬼

めっちゃせわしない読経

 

この3つは、西本願寺の私のおすすめ。

 

*2020年3月以降は

修復工事も終わり、もっと見どころがたくさんあると思います、念のため。

 

2019年9月16日本願寺2

↓↓↓↓

 

2019年9月16日本願寺

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