でいりいおくじょのBLOG

2018.10.13

金沢おでん「菊一」

明日から、石川県で料理教室があるので

今日から石川県に入っています。

つい前日、滋賀県、福井と講演会で行ってきたばかりで

またしても北陸です。

 

でも石川県は、以前、テレビの仕事で定期的に来させてもらっていたことがあったのと

何やかやと、講演会などで呼んで頂く機会も多く

なんだか、久しぶり~って感じで、懐かしい感じさえしています。

 

今日は金沢にいるので

「菊一」という大好きなおでん屋さんに

行ってみました。

 

ものすごーくアットホームなお店で

その雰囲気の通り、おでんの味もあったくて優しくて

お店の人の人もみんなあったかくて優しくて

とにかく落ち着くお店なんです。

 

ところがしばらくこれなかった間に

ご主人が突然亡くなられたということを知り

びっくりするやら、悲しいやらで、しばし言葉を失いました。

 

いつもお店の真ん中で、黙々とおでんを見守っておられて

こまめに具材の場所を変えたり、だしを継ぎ足したり、上からかけたり

とにかく、大事に大事におでんを作っておられたご主人の姿が

今更ながら偲ばれました。

 

突然亡くなられたことで、

おうちの皆さんは、さぞやびっくりされてショックを受けられたと思うのですが

ご主人の作られた味を守りつつ菊一が営業されていたことに一安心。

心からエールを送りたいなと思いました。

 

菊一の皆さんは、相変わらず、温かくて優しくて

おでんはどれもおいしかった。

 

また、絶対来ます、頑張ってください。

心から応援しています。

 

IMG_9286

閉店間際だったので、おでんは残り少なくなっていますが

こういう雰囲気、こういう感じのお店です。

 

 

IMG_9285

ひろす。

がんもどきのことですが、とにかく大きくて食べごたえ十分。

中にはれんこんがぎっしり。

シャキシャキ食感がおいしい!!

IMG_9288

 

牛すじ。

とろとろに柔らく煮えているけれど、すじの旨みは十分。

こういうの、しみじみおいしいんですよね~。

 

 

 

コメント

  1. Yuri Muto より:

    奥薗先生

    先日近江八幡講演会でコメントさせていただきました、武藤です。
    その節はお忙しい中、リコメントありがとうございました。本当に美味しいお料理は、人と人をつなぐものですね!近江八幡講演会でお話しされていたニラ餃子、スピードにゅうめん、早速作りましたよ!すごく美味しかった!餃子にキャベツは絶対…にゅうめんに入れるそうめんはいったん茹でて….という先入観が覆され、またまた、肩の力が程よく抜けました。感謝です。また、日めくりレシピのエリンギ焼き、明日やってみますね。あんな焼き方があったなんて!目からウロコが3枚くらい剥がれましたよ。

    さて、菊一ですか!私も2回ほど行きました。金沢おでん名店は数あれど、本当に丁寧でステキなお仕事をされているお店だと感じました。奥薗先生の文章とお写真で、美味しかった記憶が蘇りました!感謝です。ご主人…本当に残念で悲しいことですね。でも、これからも末永く続けていただきたいお店ですね。

    全国で精力的にご活躍しておられる奥薗先生、また美味しいレシピと美味しいお店のレポート、心から楽しみにしております。これからも、奥薗先生のレシピに目からウロコが落ち続けるのが楽しみでなりません♪♪♪

    1. 奥薗壽子 より:

      菊一、いいお店ですよね。行かれたことがあるって、なんかうれしいです。
      焼きエリンギも美味しいので、ぜひぜひお試しあれ。

  2. はやかわ あきこ より:

    先生、金沢にいらっしゃるんですね。
    金沢出身ですが、そんなおでんのお店があったとは、またしても存じませんでした。そもそも金沢おでんなるものがあるなんて、数年前お歳暮で、金沢おでんのセットを頂いた時に初めて知った位です。住んでいたのも高校生まででしたし、母の作る家のおでんしか食べたことがなく、しかも母は東京出身なので、いわゆる関東煮というもので、知る由もなかったという訳なんです。
    金沢名物として知られるようになった、トンカツが載った金沢カレーやハントンライスも故郷を離れてから知るという具合ですが、こうやって外から故郷のことを改めて知るっていうのも面白いですね。
    今度帰省したら、菊一さんに行ってみたいです。

    1. 奥薗壽子 より:

      故郷って、意外に知らないことが多いですね。私も、京都市内で生まれ育っているのに、金閣寺に行ったことがなく、初めて訪れたのはずいぶん大人になってからです。今京都で暮らした時間と、東京で暮らしている時間が、段々同じになりつつあるのですが、そうなって初めて、京都の良さがわかってきました。
      故郷を恋しく思ったり、故郷の良さを再発見するタイミングって、あるのかもしれません。

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