でいりいおくじょのBLOG

2019.04.15

京都・カフェめぐり

京都人はパン好きということに関係しているのかもしれませんが

こだわりを飲ませてくれるカフェも多いんです。

 

東京でカフェというと

女性が一人でご飯を食べられるお店というコンセプトがそもそもの始まりみたいですが

京都のカフェ文化は

どちらかというと、こだわりのコーヒーを飲みに行くような

喫茶店的なところからスタートしているような気がします、

 

だから、東京のカフェは、ハンバーグとか、キッシュとかチキンソテーとか

女性が好きそうな料理をウリにしているところが多いのに比べ

 

京都のカフェは、こだわりのコーヒーと、こだわりのケーキみたいなのとか

こだわり感が強め

 

私のイメージは、そんな感じ。

 

私の、最近のお気に入りのカフェを二つ紹介します。

 

一つは、北野天満宮にほど近いところにあるノットカフェ

 

京都2019年4月ノットカフェ

 

 

こちらのカフェは

スッキリしすぎているくらいシンプルな店内なんですが

殺風景とは全然違うオシャレさ。

 

ここの店長が入れて下さるコーヒーが、すごーくおいしい。

ロース深めで香り豊か(ここ好み)

香り豊かなんだけれど、口に含むとマイルドで優しい味わいです。

 

サイドメニューのだし巻きサンドが、かわいいの。

だし巻きサンドって、普通はサンドイッチ用の食パンにはさんであることが多いのですが

こちらのだし巻きサンドは、小さなバンズにサンドしてあって

まず、その見た目のかわいさにやられます。

 

京都2019年4月ノットカフェだし巻きサンド

 

食べてみると、だし巻きが本格的で、おだしたっぷりでふわふわの柔らかさ

バンズともよく合っています。

 

 

もう一軒は

エントツコーヒー舎

こちらも北野エリアです。

 

こちらは、細―い玄関の入り口を入り

細―い通路の先にドアがあり

そこを開けたら細―いお店があります。

 

京都2019年4月エントツカフェ玄関

 

 

そのお店が、何とも不思議な空間で

日常からかけ離れた、異次元に迷い込んだような感覚に陥ります。

 

京都2019年4月エントツカフェ

 

 

小さなマトリョーシカがこちらを見ていたり

あちこちに小さな猫ちゃんがいたり。

それらの一つ一つが、すごくおしゃれで、オシャレなのにほっこりします。

 

コーヒーは

苦みに強い深入りタイプなんだけれど

口の中に含むと、ふわーッと香りが広がるのに

スーッと品良く消えて、まったく口に残りません。

 

京都2019年4月エントツカフェコーヒー

 

 

チョコレートケーキも同様で

深い味わいで、香りもよく、まったりと濃厚なのに

あっけなくスーッと消えてしまう。

 

京都2019年4月エントツカフェチョコレートケーキ

 

 

それが、ここのお店の、この空間の非日常的な感覚とすごく似ていて

お店にいる時は、このお店の雰囲気にどっぷりつかっているのに

一歩外に出ると、あっけないくらい、また普通の日常に戻っていけるような

そんな感じなのです。

 

口の中に、コーヒーの香りも、チョコレートの後味も

きれいになくなってしまうからこそ

また、このお店に行きたくなってしまうような

そんな不思議なカフェです。

 

 

どちらのお店も、店主の方のこだわりが、ものすごーく詰まっていて

そのこだわりが、とってもいいなと思えました。

こだわりって、重くて厄介なことに思えることもありますが

こういう、魅力的なこだわりの世界に出会えると

自分の中にあるこだわりも、もっと大事にしてみたなと思えたりします。

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