でいりいおくじょのBLOG

2025.04.12

なんで詩が苦手なのか、ちょっと分かった

「ことばを学ぶ講座」というのが始まって

どんなものなのか、分からなかったのだけれど

1回目の講座を、Zoomで受けてみました。

 

谷川俊太郎さんとか

永瀬清子さんとか

茨木のり子さんとか

リルケとか

石垣りんさんとか

 

いろんな方の、ことばについて書かれた詩を読みながら

ことばとは、何か

詩人たちは、どんなふうに“ことば”をとられていたのか

を感じてみるというもの。

 

取り上げられた詩は

 

私みたいなものが読んでも

なるほど、なるほど、

へえ~~~、たしかに、そうだなあ~~

と思えるものばかりで

 

さすがに、天才詩人と言われる人たちの詩

素晴らしいものであることは、

私のようなものにも感じられた

 

けれど

それぞれの詩が、どれほどのすばらしさなのか

詩人の全作品の中でも

トップに上げられるほどの素晴らしさだという感覚が

私にはわからない。

 

先生が、素晴らしい詩だと、連発されればされるほど

 

また、

その詩人の全作品の中で一つが二つ選ぶとしたらこれですね

というのを聞けば聞くほど

 

ああ、分かる人にはわかるけど

分からない者には、分からない何かがあるんだなあと思って

どんどんアウエイになっていく。

 

詩には、優劣があるんだな

いい詩と、そうでない詩があるんだな

 

予習のために読んでいた時は

ああ、この辺のこの感じ、ワカルワカル、とか

この辺の、この言葉は好きかも、

って思ったりしたんだけれど

 

終わってみると

やっぱり、詩は苦手だなあって思っている自分がいた。

 

いいとか、悪いとか

優れているとか、優れていないとか

 

そういうの、私には、分からないからな。

分からないと、詩は読めないのかな。

 

たぶん

一生かかっても、

そういうの、分からないんだろうな。

 

分かりたいと思ってないしね

 

自分がええと思ったら、それでええんとちゃうん?

コメント

  1. タカコ アズカワ より:

    うん 🌝  それで いいと思う。  

    1. 奥薗壽子 より:

      ありがとうございます。

  2. Amy より:

    私はアルコールに強くないので、ワインもグラスの三分の一くらいしか呑めません。
    ですが、1,000円のワインと5,000円のワインの味の違いはわかるような気がします。高い方のは味が尖っていないというかバランスがいいというか、値段相応と感じます。でも、5,000円と10,000 円の比較になると自信が無い
    (笑)。わかるのは自分の好きな味かどうかということだけです。実は1,000円のワインでも美味しくて、喜んで呑んでいます。詩もワインと同じではないでしょうか。自分にとって良い詩に出会えれば、それが幸せです。今はピンと来ない詩でも、先になって心に染み透るかも知れないし。お勉強の時間そのものを楽しんでください。ひそかに応援しています。

    1. 奥薗壽子 より:

      そうなんですよね
      何を基準にして、いい悪いを決めるのか。いろんな基準があっていいと思うんですよね。
      でも、これは値段が高いから、評価がいいから、良いに違いないっていうところから始めるんじゃなくて
      自分が好きかどうか、自分がどう思うか
      最初のスタートは、そこにもっていたいと思うのです。

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