家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
ヒルマ・アフ・クリント展が15日までなので
もう一度見ておこうと思い、行ってきました。
最終日近くなると、どんどん人が多くなるから
行くなら今日しかないと思ったのでした。
と言っても、今日もすごい人。
3時ごろ行ったんだけれど
チケットを買うだけでも長蛇の列。
めちゃめちゃ人気です。
さてさて、そんなこんなで2回目です。
こういう展覧会って
2回目見に行くとなると
本を読んで知識を入れたり
関連動画、講演とか、そういうのもかなりアップされているので
そういのを見てちゃんと勉強してから行くのかもしれないけれど
私、そういうの、あまり好きじゃなく
前に見た時と同じ
予備知識なし、まっさらの状態
ていうか
前回見た10枚の大きな絵
人生の4つの段階(幼年期~青年期~成人期~老年期)が描かれたあれ
あれを、もう一度ゆっくり見ようと思ったのでした。
他にも小さな作品がたくさん展示されてはいるのですが
今回は、ただただ、この10枚の絵をじっくり見て
自分の人生を振り返ってみようと思ったのです
最初は混んでいたのですが
5時の閉館近くなると
どんどん人が少なくなっていき
最後の方は、ほぼ貸し切り状態でゆっくり見ることがで来ました。
(結局閉館までいました)
1枚当たり10分くらいかけて
ゆっくりゆっくり、自分の過去を思い出していくと
すっかり忘れていた事なんかも思い出し
ああ、あれってこの頃から、そんな風に思っていたんだ
みたいなことも思い出したりしました。
いやね
どうして、そんなことをしようと思ったかというと
ゆっくり人生を振り返って
自分にとって、何が大切なのかとか
これから先の人生で、何が必要なのか、とか
やり残したことって何なのか、とか
そんなことをじっくり考えてみようと思ったからでした。
2時間くらい、静かに自分の内面と向き合って
深く深く考える時間
こういう事って、家にいたらなかなかできないから
この10枚の絵を前にして、ゆっくり静かに考える時間を持てたことは
本当にありがたいなあと思いました。
おかげで
自分がこれからの人生で、本当に必要としているもの
本当に、手に入れたいと思っているものは何なのか
それは、はっきりわかった気がします。
おそらく、間違いなく
それがあれば、自分の人生は完結するだろうと
確信しました。
けれど、一方で
おそらく、それは手に入らないだろうという事も、思いました。
手に入れたいと思って、手に入れられる人もいるけれど
どんなに願っても、手に入れられない人もいる
私は、手に入れられない方の組です。
努力とか、そういう問題でなく
それが運命。
それなら、最初から、絶対手に入らないってわからせてくれたらいいのに
頑張れば、手に入りそうな予感だけさせて
もう少しの所で、手に入れることができないという事をおもい知らされる
人生って、意地悪だな。
でもまあ、そういう人生にも、何か意味があるんだろう。
思い描いた未来予想図は,現実とは違うかもと気づいたから
仕切り直しです。
これまでの人生で手に入れられなかった事
これからの人生でも、おそらく無理だろうという事
それはそれとして、真摯に受け止めて
それでも、前向きに生きること
生きるって、そういう事ですよね。
後悔とは違う
次に生まれ変わった時には、
絶対、きちんと手に入れてやるっていう想い
その上で
それが私が背負っている使命なのだと思って
残りの人生を生きていこうと思う。
どうやっても手に入れることができないものがあると
生きるってことに執着しなくなるから、
それはそれでいいのかも
それにしても
閉館間近の時間って、本当に人が少なくて貸し切り状態になるので
じっくり静かに見るには、本当におすすめ
ちなみに
金曜日は5時閉館ですが
土日は、20時閉館です。
コメント
「油揚げの生姜焼き」作りました。
ぶっかけうどんにして、ゆで卵と畑でとれたインゲンをトッピングしました
とてもおいしかったです
先日スーパーで「松山あげ」を見つけて買いました
乾燥したあげでみそ汁に入れるととろとろになって、
じゅわっとしみ込んだつゆがおいしかったです
油揚げの生姜焼き、作って下さってありがとうございます。
ぶっかけうどん、具沢山でおいしそうですねえ~~。
松山揚げ!スーパーで見かけることがありますが、買ったことがありません。
今度買ってみます、教えて頂き、感謝です。