でいりいおくじょのBLOG

2025.08.04

イスラム哲学と森山直太朗さんの歌

今日は、

「イスラーム哲学の原像」(井筒俊彦著)

イスラーム神秘学って何やねん?の講座です。

 

ホント、なんやねん?なんですが

この講座の前にやっていた「神秘哲学」よりは

なんやねん?感は少なめ。

 

講演録ってこともあるのかな

なんとなく仲間に入れてもらっています。

自分で思っているだけかもしれませんが。

 

今日の話で一番心に残ったのは

 

AかBか、どちらを取るか、迷った時

AかBかで迷うのではなく

AでもなくBでもない、Cという選択肢を見つける事で

AもBも小さく手放せるという話。

 

ああ、なるほどねって思ったんです

 

すぐに思い浮かんだのが

先日の私の詩の講座のこと。

 

詩の講座を続けるか、やめるか

詩の講座を続けても、私なんか話にもならないし

かといって、やめるとなると、きっと挫折感に苛まれる

 

A:詩をやめる

B:詩を続ける

 

AかBかを選ぶとなると

たしかに、ごそっと大事なものを失う感じ。

 

実は、あの時、思い浮かんだのが

森山直太朗さんの「生きてることが辛いなら」

っていう歌だったんですよね。

 

 

 

歌詞の中にある

いっそ小さく死ねばいい

っていう歌詞を思い出したのでした。

 

そうそう

AもBも辛いなら

いっそ小さくやめてみればいい。

そうして、小さく続けてみればいい。

そう思ったんです。

 

自分ができる範囲で

できるレベルで

プチッと関係を切ってしまうのではなく

小さく細く、つながっていく道

 

そうすることで、

何が何でも、詩を書けるようにならなくっちゃっていう

執着にも似た思いを捨てたんだと思う。

 

別に、上手く書けなくても、

詩とつながっていられたらいいやって

そう思えたんですよね。

 

思えば、もうかれこれ20年近く前になるのか

いろんなことに落ち込むたびに

この歌、本当に、よく聞いていたし、よく歌っていました。

 

生きるのでも、死ぬのでもなく

AでもなくBでもなく

どっちでもない、生き方をするという選択肢

 

選択肢は2つだけじゃなく

第3の選択肢もある

そして、どんな選択肢を選んだところで

結局は、同じところに行きつくんじゃないのかな

たぶん、本当に自分にとって大事なところ。

そう思ったら、すごく気持ちが楽になった

 

今日は、講座の中で

そんなことを思い出させてもらい

小さく手放していく事で

本当に大切なものに近づいていくのだという事を

改めて思いました。

 

20年前よりも、今の方が

ずいぶん身軽になっていると思える

 

うん、自分なり、小さく手放せている。

 

 

 

コメント

  1. なっちゃん より:

    鱈の煮付けが、完成しました。
    油を引く手順を、辞めて
    そのまま作りました。
    さあ味はどうかな、食べる時の
    お楽しみ。
    レシピありがとうございます。
    森山さんお母さんも素敵
    息子さん、歌上手ですね。
    良い一週間を、過ごして下さいね
    虎之助君と一緒に。
    蝉も鳴いてる、私も頑張ります。

    1. 奥薗壽子 より:

      タラの煮つけ、作って下さってありがとうございます。
      気に入ってもらえたらいいな。
      森山良子さんもいいですよね~~。大好きです。
      毎日暑いですが、自分をいたわりつつ、お過ごしくださいね。

  2. るりまつり より:

    「生きてることがつらいなら」
    いい歌ですよね
    私も大好きです
    当時、深夜のコンビニでこの歌をかけるなとかちょっと揉めたニュースがあって
    それでこの歌を知りました。
    最後まで聞いてもらったらこの歌の真意が分かる、と直太朗さんはコメントした
    全く、その通りだと思った。
    歌詞を見ると何故か泣いてしまう。
    別に今、辛いことなんか何もないのにね。なんでだろう。

    何もないところから何もないところへ巡るのが人生、みたいなところとか沁みる
    直太朗さんって本当に天才だなと思います。
    ♪生きてることがつらいなら
    ♪ビリーブ(卒業式でかかるやつです)
    ♪手紙〜拝啓15の君へ
    歌詞見ただけで泣いてしまう三大歌です

    さてさて、今日は万能鶏むね肉で何か作ります〜何味にしようかな〜
    かぼちゃが食べたくて昨日久しぶりに塩蒸しかぼちゃ作りました
    やっぱこれ、かぼちゃは絶対これです!😊

    1. 奥薗壽子 より:

      この歌、良いですよね~~。
      悲しみが小さなお花になって、それを摘み取るのではなく、守るといいっていう所
      めちゃめちゃ好きです。そこだけ、何度も何度も聞いてしまうくらい好きです。
      ホント、天才ですね。

      ビリーブ!!この歌、いや、たしかに、その時の状況とかも思い出す。
      手紙~拝啓15の君へ…アンジェラアキさんが、中腰でピアノを弾きながら歌っている姿が浮かぶ
      中学生の皆さんとうたっている姿は、圧巻ですね。確かに、何度見てもいいし、歌詞だけで泣けます。
      やっぱ、歌は良いですね。心の奥の方が癒されます。
      かぼちゃ、気に入って下さってありがとうございます。
      私はここのところ、スーパーに行く度に売り切れていて、かぼちゃを買いたい買いたいと思っているところです。

  3. なおみ より:

    近頃は生きてるあいだは苦しいんだと思うようになりました。
    死んだら解放されるんだわと。
    だから、苦しいのは生きてる証拠だからまぁ、苦しいことや大変なことも、お友だちみたいなものだと考えてつきあっていくしかないなと悟って(笑)ます。

    1. 奥薗壽子 より:

      そうですね。
      この歌の最後は、くたばる喜びとっておけ、なんですが
      ああ、これで死ねるって思うかな。やっぱり、生きていた時間を懐かしく思うんじゃないかなって思う。
      毎日、一生懸命生きていること。今日一日、頑張って生きたこと。それだけで、自分をほめていいんじゃないかな。

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