でいりいおくじょのBLOG

2025.09.30

料理って味覚じゃないのよね

昨日の詩の講座は

感覚の話でして

 

人って五感があるじゃないですか。

 

味覚・聴覚・触覚・視覚・嗅覚

 

さて、自分はどれが一番優れているか。

 

私、一応料理研究家だから

奥薗さんは味覚だよね~~って言われるんだけれど

いやいや、そうじゃないと思う。

 

料理って、味覚だけの問題ではなく

味が分かるためには、嗅覚も、食感(触覚)も必要だし

ビジュアルも大事だから視覚も大事なの

 

もちろん、料理作業中は、焼いたり炒めたりする時

あるいは、食べた時の食感とかって

音も聞いているから聴覚も使っている。

 

料理って、全部の感覚を使っているのよね

特に、味覚が秀でているわけではないのです。

 

以前、別の講座でも、同じようなことを話し合う機会があって

その時も、困ったんですよ。

五感では、選ぶことができないのです。

 

実は、シュタイナーの十二感覚というのがあって

更にここに7つの感覚をプラスしたやつで

(熱感覚・均衡感覚・運動感覚・言語感覚・概念感覚・個体感覚)

 

ここまで選択肢を広げたら

私は、均衡感覚だと思った。

 

料理ってやっぱりバランスだと思うんです。

 

味のバランスもそうなんだけれど

具材のバランスとか

盛り付けのバランスとか

いつ食べるかとか、食べる人とか、体調とかによって、量のバランスも必要だし

献立にした場合、料理どおしのバランスも大事。

 

だから、料理をやっている人は

おのずと均衡感覚が秀でてくる気がします。

 

とはいえ

やっぱり、まずは五感からで

五感の中で、一番秀でているものを知り

それを基準にして、その他の感覚を高めていく事が大事なようで

 

となると

 

私はどれかなあ…

とあらためて考えてみたわけです。

 

いろいろ考えた結果

 

味覚!!

 

とはならず

 

触覚だと思った。

 

というのも

味覚は、その時の体調とか感情とかに左右されて

全く当てにならないと思うから。

 

その点、触覚は確かな気がする。

触れてみてわかる事って、すごくある。

 

食材だけでなく

料理の美味しさも、触覚で結構わかる

 

それ以外にも

いろんな事を触覚で感じ分けている感じがする

 

匂いとか、色とかも、触覚で感じている部分はある

 

人と会話している時でも

外見を見たり

その人の声というよりは

その人から感じるもの、つまり触覚的な感覚で

人を見ている気がする。

 

自分の得意とする感覚をよりどころにして

エッセイや詩を書く‥。

 

いやいや、大変なことになってきた‥。

 

コメント

  1. 匿名希望 より:

    下手でも失敗しても食べられなくても信頼している人が作った料理はおいしいと思います
    逆に信頼していない人の料理は形がきれいでも高級食材を使ってテクニック駆使していても喉通らないと思います 
    仏作って魂入れずだと思います

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