でいりいおくじょのBLOG

2025.11.24

いざ!鎌倉!!

今日は、朝から鎌倉です。

 

大仏を見に…行ったわけではありません。

 

目指すは

鎌倉にある古民家ゆりいか

 

永瀬清子のドキュメンタリー映画「きよこのくら」

が上演されるというので

見に行ったのです。

 

永瀬清子を知ったのは読むと書くの教室でした

 

詩そのものを、ほとんど読んだことがない時だったのに

なぜか講座を受けて

 

まあ、その時は、たぶん、まったくわからないまま終わったんだけれど

 

永瀬清子さんの詩は、なぜかものすごく心に響いたんです。

 

いや、本当に、その詩の意味とか、すごさとか

永瀬清子さんが、どんな人で、どんな凄いのかも

全く分かっていないのに

部分的に、すごく響くところがあった。

 

だから

永瀬清子詩集と

永瀬清子短章集は

ちょこちょこ読んでは、書き写したりしていたんですよね。

 

そんなわけで

ドキュメンタリー映画が醸成されるというお知らせを

教室のお友達が教えて下さって

 

それはもう、行くしかないと思ったのでした。

 

「きよこのくら」

 

永瀬清子さんが、詩を書きながら暮らしておられた生家と蔵

 

生家保存会の皆さんが、守っておられたんだけれど

NPO団体なのでお金がなく

修繕も取り壊しもできない状態が長く続き

 

そのうち蔵の方の老朽がひどくなって

このままでは、母屋の方に崩れる可能性が高くなり

蔵を取り壊すことになったのだそう。

 

このドキュメンタリーは

その蔵の解体工事を基軸に

永瀬さんにご縁のある方々のお話や

永瀬さんの詩などを交えながら

永瀬清子の半生と詩の世界を描き出した作品です。

 

短い作品だったのですが

なんか、すごく感動しました。

ものすごくいいドキュメンタリー映画でした。

 

永瀬清子さんを知っている人たちの言葉を通して

永瀬さんと言う人や、その時代が浮き彫りにされていくのは

こちらの想像力も広がって

本人の映像を見るよりも、もっとリアルにその人を感じるという事ありますね

 

また、中に挿入された、永瀬さんの詩とアニメーションが組み合わされたところは

何かまた、ぐっと深く詩の世界が広がる気がして

その部分もすごくよかったです。

 

詩が人と人をつなげていって

詩人がなくなった後も

詩の引力というか磁気というか

そういうもので、人が引き寄せられていくというか

そういうものを感じて

 

私もまた、引き寄せられているのを感じ

それが何か、ちょっと心地いいというか、うれしかったりしました

 

ホント、行ってよかった。

 

 

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