でいりいおくじょのBLOG

2025.07.15

第三の立ち位置が大事

昨日は、なんだか自分のこれまでのことを思い出して

なんだか、ちょっと情けない気持ちになったけれど

 

考えてみたら

こんな風に、ぐらぐらするのも

また、人間らしいなあと思ったりしたわけです。

 

時々

自分の子育てに、ものすごく自信を持っている人に接することがあり

 

子供って言っても、充分大人になっているんだし

今更、子育てがどうのこうのって事もないだろう

って思っているのに

 

そういう人に接すると、なんか自分がダメな気がしてきて

訳もなく心が不安定になることがあって

 

私、人間ちっちゃいな

って、そのたびに思っている。

 

それでも、まあこれだけ生きてきているからね

そういう、ちょっと嫌な自分をうまくかわす術も

それなりに習得しているはずなのよ。

 

そう、習得しているの。

 

なのに

モンテッソリーの講座を受けたくらいで

気持ちが揺らぐとは

 

はあ~~~、私、まだまだだな

修行が足らん。

 

そんなことを思いつつ

今日は、高橋先生の本の中の言葉に救われました

 

「シュタイナー人生論」(高橋巌 春秋社)

 

それによると、

 

いろんなことを二項対立で考えがちだけれど

「三の立ち位置」で価値は全く変わってくる

というのです。

 

つまり

AかBか、どちらにするべきだったか

Aを選んでもBを選んでも、どちらも納得できない。

 

まさに私です

 

ああすればよかったのか

こうすればよかったのか

2つの答えの間で、苦しんでいる

 

けれど、

どちらが正しいという二者択一の答えがあるのではなく

 

物事の見え方は

立ち位置によって変わってくる

 

真ん中に立てばいいのかと言えば

そういうものでもない。

 

だったら

どこに立てば、どんな風に見えるのか

ああでもない、こうでもないと悩みながら

悪戦苦闘して生きる事

それしかない

 

と書いてあったのです。

 

どこに立つかによって、見え方は変わるわけで

正解の立ち位置などないのだから

悩みながら、どこがいいのかを探っている状態

まさに、それが生きるという事。

 

ホント、その通り。

 

めちゃめちゃ人間らしいじゃないか、私。

悩んでいる私、それでいいのだ!

 

出会うべき時に

出会うべきコトバに出会う

 

ありがたいなあ。

 

コメント

  1. さくら より:

    度々です。そう白か黒じゃなくその間を漂って暮らしていけたら良いなぁ☺️となかなか出来ないけどそんな風に思ってます。

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