でいりいおくじょのBLOG

2025.08.23

本にはさんだ栞

読みかけて、そのままになっている本を

ああ、そういえば…って感じで

ふと思い出して、ページを開いてみたら

懐かしい栞が挟まっていた。

 

読みかけてそのままになっていた本というのは

リルケ詩集

 

リルケ詩集は、カバーがかわいくって

正直、その可愛さだけで買った本

 

リルケの詩なんて、読んでもわからんし

たぶん読むことはないな・・・・

って、思って買った気がする。

 

読んでもわからんやろ・・って思っていたはずなのに

それでも、途中まで(1/3位まで)読んだみたいです。

 

そういえば、読んでいた気もするけど・・・・

記憶ないわ‥。

 

そして

挟まっていたのは、

ヒルマアフクリント展で買ったもの。

 

2か月ほど前に2回も行った、

国立近代美術館で開催されていたあれね。

 

正直に言って、買ったことも忘れてた‥。

 

でも、この栞を手にしたとたん

あの時、あの10枚の絵を見ながら感じたことが

本当にあの時、感じたそのまま蘇ってきて

もう一度、あの時の気持ちを思い出した。

不思議‥。

 

あの時、2時間くらいかけて10枚の絵を見て

自分のそれまでの人生と向き合い

 

手放していいものと

手放してはいけないものを思ったのよね

 

でも結局、何一つ手放せないまま。

諦めが悪いのよね。

 

そして今、再び

リルケの詩集と、ヒルマアフクリント。

 

これが意味しているものは何なのか

 

もう手放したほうがいいよ

という、再度の促しなのかな。

 

執着せずに、手を放せと。

 

今私が執着しているもの

手放させずにいるもの

 

例えば、詩を書くという事

読むと書くの教室

 

本当に、私に必要なのだろうか?

今一度考え直せ

 

なぜ書くのか

なぜ読むのか

 

なぜエッセイなのか

なぜ詩なのか

 

それを、考えろという事なのか。。

 

 

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