家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
読むと書くの教室に行くようになって
最近すごく感じるのは“場の力”
“場の力”という言葉は
しばしば先生が口にされるのですが
私、最近しみじみと感じることが多いです。
この講座を受講している人たちって
読んだり書いたりするのが好きな人たちで
更に言えば、
書かずにはおれない、読まずにはおれない人たちなんだと思う。
自分の内面の深い所に
自分でもわからないような何かがあることを感じていて
それが何なのかを探っている感じ
安易に言葉にできないような何かを感じていて
その中で、自分にとって大切なものを探している感じ。
昨日も、教室の後、みんなで話をしていて
ああ、この人たちって、本当に優しい人たちなんだなあ
って思った。
口には出さないけれど
普段の生活の中で
たぶん、すごく傷ついたり、悲しんだり、していて
でも、それを自分の中で、静かに見守っている感じ
先日読んだ
小川洋子さんの「サイレントシンガー」の中に出てくる
アカシアの森の住民の人たちを思い浮かべた、
言わなかった事の中に
優しさがあふれているのをしみじみ感じたのでした。
そして
こういう場の中で
私も守ってもらっているんだなあと
しみじみ思ったのでした。
私なんか
子供みたいに、書けない書けないと喚き散らして
本当にごめんなさいって感じなのですが
でも、心の中では
ありがとうって
本当に感謝して私なのです
なんやて?
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