家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
人生、何があるか分かりません。
正直、私がニーチェを読む日がくるなんて
思っても見ませんでした。
最近、ニーチェの講座を受講していまして
そのためにニーチェを読んでいるんです。
なんで、ニーチェなのか
自分でもよくわかりません。
ニーチェの名前は
野坂昭如さんの、CMで知っているくらいでした
ほら、子供の頃にやっていた
ソ、ソ、ソクラテスか、プラトンか
ニ、ニ、ニーチェか、サルトルか
みーんな悩んで大きくなった~~♪
ってやつ。
あの頃
あのCMの歌はめちゃ歌っていたけど
ソクラテスも、プラトンも、ニーチェも、誰やねん?
でした。
ホント、ずーっと、誰やねん?でした。
それが、読むと書くの講座に通い始めて
まず、ギリシャ哲学関連の講座をなぜか受講したことで
なんと、なんと
プラトンを読んだんです
「パイドン」(ソクラテスの話です)
私がプラトンを読むなんてね~~。
パイドンは、会話編なので
全く分からんと言うほどは、分からない事はないけど
けど、言っていることは、?のことも多かった。
で、そこからなぜ、ニーチェなのか‥。
自分でもなんでかわかんないんだけれど
この教室に通っていると
やたら、ニーチェの名前が出てくる
高橋先生の本を読んでいても
やたら、ニーチェの話になる。
ドストエフスキイ―の「カラマーゾフの兄弟」を読んでいた時も
ニーチェは、10回だったか20回だったか、メモを取りながら読んだそうで
ここでも、ニーチェの話になった。
もう、こうなると、
知り合いの知り合いは、皆知り合い
友達の友達も、皆友達!
みたいな気持ちになってきて
ニーチェとの距離が少しだけ近くなったところで
その時、たまたまニーチェの講座が始まったのでした。
「若き人々への言葉」
という、ニーチェの言葉集で
ニーチェ入門には、これ以上のものはない
という言葉に誘われて、受講し始めたのでした。
正直、
読めません。
何ゆーてるか、ようわかりません。
でも、なんかわかんないけど、
自分とは何か、自分とは何か
自分を知れ
もっと自分を知れ
っていうメッセージは伝わってくる。
ニーチェさんのゆってることは
正直ようわからないんだけれど
みーんな悩んで大きくなった
って事だけは、めちゃ分かった。
だから、分からんなりに読んでいったら
悩みながら、なんか少し前に進めるのかな
そんな気がしているところです。
たぶん、10年前の私は
いや、3年前の私でも
ニーチェの講座を受講しようとは思わなかったはずだから
それだけでも、なんか少し前進している気がする。
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