家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト

今日は詩の講座。
こんな年末に講座。
出席する人が誰もいなかったらどうしよう
ちょっとドキドキしながら教室へ。
そうしたら、なんとなんと
ほぼ全員出席!!
素晴らしい!!!
詩の講座はね、みんな熱心だからね~~。
すごいです。
実は、今日の詩の講座
ある決心をして出席したの。
というのも
今年最後の講座が詩だというのは
正直、最悪だなって
最初は思ったんです。
相変わらず、詩は書けないし
訳わかんないし
たぶん、がっくり落ち込んで帰ることになるだろうと
それで、ここ1週間くらい
何で書けないのか
何が書けないのか
ほんとうは、どうありたいのか
詩が書けるってどういうことか
みたいなことをつらつら書いてみたわけですよ。
考えるんじゃなくて、書いてみた
そうでないと、きちんと考えられないと思って
ああでもない、こうでもない
ここが嫌なんだとか、
こうしてほしいって思っているとか
書いてみると、どれもこれも
まるで子供が駄々をこねているようで
全くくだらない
そんなことを考えているうちに
そうだ、一番嫌だなって思っているのは
先生が、私の詩を見ても何も言わないこと
いいとも、悪いとも言わないこと
こんなに、訳が分からないくて迷走しているというのに
なぜ、何も言ってもらえないのか
もうかれこれ1年半、ずーっと何も言われないのはなぜなのか
その事が一番嫌だったんだ。
だめならダメと言ってほしい
全くダメでも、少しくらいいいところがあるなら
そこを、救い上げてほしい
せめてヒントだけでも言ってほしい
そんなことを思っていた。
でも、そんなことをつらつらと書いていると
全くくだらないな、私って思った。
こんなくだらないことで迷走しているから、書けないんだとも思った。
ところが
数日前に、突然、分かったの。
先生が、なぜ言わなかったのか
言わなかったことは何のか。
突然、私の中に降りてきたのでした
今、それをここに書くことはできるけれど
(言わなかったコトバを、書いてはいけない気がして
書いたら、なんか、大事なものが、するすると消えてしまいそうな気がして)
私、その言わなかったことに気づいた時
泣いたよ。
声上げて泣いた。
これから先
詩を書けるようになるかどうかは分からないけれど
私は、書き続けようと思った。
語られなかったコトバが
自分の中に落ちてきた時
何か温かいものに包まれている気がした。
いい年末になりました。

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