千枚漬けと言えば
京都名物のお漬物
聖護院大根という、京都の伝統野菜で作ります。
(聖護院かぶというのもあり、それを使う場合もある・・・ややこしい)
大根なので、大根で作るものだと思う人もいるようですが
聖護院大根というのは、まあるい形をしていて
カブみたいな形をしている大根なんです。
で、肉質も、大根というよりカブに近く
煮ると、とろとろに煮える。
まさにカブ!!
だから、手作りするなら
カブで作らないと、千枚漬けの食感にはならないんですよ。
そんなわけで、今回は、カブで作る千枚漬けです。
千枚漬けってまあるい形をしていますが
切りにくいので半月切り
これで楽に切ることができます。
後は、塩もみして、甘酢に漬ければ出来上がり。
塩もみした後、水けを絞ったりもせず
カブの水分を全部使って、甘酢にするのが奥薗流。
甘さは少し控えめにしています。
その方が、さっぱりしていておいしく食べられるのでね。
ささっと作って、すぐに食べられるから
年末年始、作っておくと絶対重宝すること間違いなし。
我が家では、おせち料理にも使います。
毎年、大人気の一品です。