家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
エッセイ講座の新タームです。
テキストが「河合隼雄自伝」に変わったのですが
大きくは、変わっておらず
課題として提出された皆さんのエッセイを読み
質問に答えて下さる、というスタイルです。
先生のお話を聞きながら
私はなぜ、このエッセイ講座に出ているのだろうか
という事を考えていました。
一番最初は、エッセイをうまく書けるようになりたい
等と思ったりしていたこともあるのかもしれませんが
そんな考えは、すぐになくなり
書くことによって、自分自身を知りたい
と思うようになりました。
そのために、これまでの人生をきちんと振り返ってみたい
そんな風に思って、受講してきました。
そうやって、約2年間自分のこれまでのことを
振り返り
もう一度感じなおし、
それから自分自身を見つめなおす
という事を、コツコツとやってきたわけです
自分のこれまでのことを振り返るというは
どんどん深く思い出したりできるのですが
それは、ある意味エンドレスで
振り返った先に何があるんだろうか
という問いが、またそこに生まれてくるのです
人生を振り返ることに
一体、どんな意味があるのか
そういう迷いが生じたこともあったのですが
最近は、そこにも少し変化が出てきて
本当に、自分が欲しいものは何だろう?
本当に自分が望んでいる生き方ってどういうものだろう?
本当に、自分がかけがえがないと思えるものって何だろう?
みたいなことを、
現実的に考えるようになってきました。
昨年9月ごろからは
朝5時に起きるようになって
半年ぐらい続けていると
そこからも、何かが変化し始めました
様々な本をじっくり読む時間を確保できるようになったことで
いろんな、考え方を、より深く知ることができ
そのことが、自分の中で、何かを生み出している感じがしています。
それが何なのかは、分からないのだけれど
朝のこの時間のおかげで、
ふわふわしていた自分が、なんとなく落ち着いて
地に足をつけられたような感覚もあり
自分と対話できるようにもなりました
今では、この朝読書の時間は
私にとっては、とても貴重な時間になっています。
これから先の人生を
どんなふうに生きたいのか
これが、目下、一番大きなテーマです。
たぶん、答えなんてないから
どこまでも、問いを深めていくだけなのかもしれないけれど
自分の中で
何かが少しずつ動き始めている
そんな気もしています。
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