でいりいおくじょのBLOG

2020.02.11

読書日記「女の機嫌の直し方」

先日、成熟脳を読んでから

女性脳と男性脳の違いに、がぜん興味がわいてきて

更にもう一冊読んでみました。

 

「女の機嫌の直し方」(黒川伊保子著 集英社インターナショナルe新書)

 

この本は、人工知能の研究者による

男女の脳の違いについて書かれた本で

 

男女の脳を比較しながら、女性脳と女性の思考について書かれた本です。

 

この本によると

まず、男女の対話スタイルに違いがある。

女性は事の発端から語りたがり、男性は最初に結論を知りたがる。

 

つまり、女性は最初に答えが決まっているわけではなく

話をしながら答えを見つける。(この時答えが見つからなくても平気)

 

それに対し、

男性は、ひたすら問題解決を目指し、そのための問題点を探そうとする。

 

つまり、思考の方向性が違うんですね。

女性は時系列に沿って物事を考えているのに対し

男性の思考は、問題解決に向けてエネルギーが向かっている。

 

そうなると最終的に欲しているものにも違いが出る。

 

女性脳が最も欲しているものは共感

男性脳が欲しているものは、結論(問題解決の答え)

 

この相違により、気持ちが食い違い

悪気がないのに、相手を不快にさせたり、勝手に不快になったりしているそうな。

 

なるほどね~。

うん、わかるわかる。

 

確かにそうですよ。話を読みながら、うんうんとうなずくことしきり。

 

何か問題が起こった時

それについて、ああでもない、こうでもないと考えていると

 

ああ、あの時もそうだった、あの時もこんなことがあったなんて

そのこととは、関係ないような、どうでもいいこともまで思い出して、

そのことで、話が勝手にどんどん複雑になり

 

そのうちに話がこんがらがってきて

そもそも何のことを考えていたのか、わからなくなってしまい

 

頭を整理するために、誰かに話をしたら

「ふーん」とつれない返事をされ

そうしたら、なんでわかってくれへんのって、ちょっと不機嫌になる

 

けれど

別の話をしはじめたら、なんかいろんなことがどうでもよくなって

でもまあ、何か分からんけどすっきりしたわって感じで

話ができてよかったわ~。

なんかお腹すいたね、甘いもんでも食べようってなって

 

ああ~これ美味しいわ、やっぱりここのケーキはおいしいね~

やっぱり甘いもんはいいね、今日もいい一日やったねってことになる。

 

う~~~~~~ん

私は、完全に女性脳です、はい。

 

2020年2月10日読書日記

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