でいりいおくじょのBLOG

2015.11.28

三色そぼろ弁当

ご飯を食べている人を見ると

河童かサボテンに分類できると思う。

常に水分がないとダメな河童

ほとんど水分を摂らなくても大丈夫なサボテン。
 

私はお酒も飲まないし、食事中にお茶もあまり飲まないので

典型的なサボテン体質なんだけど

「孤独のグルメ」で五郎さんが、いつもウーロン茶に加えて味噌汁やスープとかを注文して

おいしそうに飲む姿を見ると

なんかいいなあと思ってしまう。
 

男性は、お昼ご飯を食べるお店を選ぶときに

味噌汁がついているかどうかも、大事な基準になるって聞いたことがあるけど

(女性は、あまりそこのところ重要視しないですよね、多分)

五郎さんみたいな人が、ずずっっとおいしそうに味噌汁をすする姿とか

結構、ぐっとくる。
 

だからというわけでもないのですが

今日のお弁当も味噌汁付きです。
 

キャベツ、ジャガイモ、ニンジン、油揚げの入った具だくさんの味噌汁。

朝ごはんの味噌汁をちょっと多めに作ればいいだけなので

大した手間でもないのです。
 

でも、汁物って、立派な野菜料理になるし

肉団子とか豆腐とかを入れたら、主菜にもなるので

スープのお弁当は結構、作るのが楽ちんな上に栄養バランスもいいのです。
 

今日、この味噌汁に合わせるのは三色そぼろ弁当です。

炒り卵は、塩味で作っていたこともあるんだけど

(だし巻き卵の感覚?)

砂糖とみりんと薄口醤油で甘い味付けにして作ったほうが

甘い鶏そぼろとよく合う気がしています。
 

細かくてしっとりした炒り卵を作るコツは

フライパンを熱くしたところに油をひいて

卵液を一度に入れたら火を止め、火を止めた状態でお箸をぐるぐるかき回すんです。
 

つまり、フライパンの余熱だけで卵に火を通す、これがコツで

火を止めれば、失敗なくいい感じに細かくなるはずです。
 

空いたフライパンに鶏ひき肉と醤油、砂糖、みりん、酒、おろししょうがをいれ

混ぜながら火にかければ、

ひき肉に火が通るころには、しっとりジューシーな鳥そぼろの出来で上がり。
 

こちらは、鶏ひき肉が生の間に調味料を全部入れて火にかけるのがポイントです。
 

さらに、鳥そぼろって火が通しただけだと、ぽろぽろして食べにくいので

水溶き片栗粉を、ほんの少し混ぜるんです。
 

ほんの少しってどれくらいかというと

鶏ひき肉100g程度のそぼろだったら

片栗粉小さじ1/2を水小さじ1/2~1で溶く感じ。

これ蔵の少しの量でも、鳥そぼろがしっとりまとまって食べやすくなるはずです。
 

実は、息子が幼稚園のころ、

そぼろ弁当は幼稚園弁当では定番中の定番なんだけど

幼稚園のほうから、そぼろ弁当は持たさないでください

みたいな通達があって

なんでかというと、食べる時に子供たちがぽろぽろこぼすので

掃除が大変だということらしいのです。
 

そこで、ぽろぽろこぼれないそぼろ弁当を作ればいいじゃないの

ということで、考えたのがこの方法だったのです。
 

そぼろ弁当を作ると、そんなことも懐かしく思い出したりしますね。
 

あっ、それから、そぼろ弁当というと、きぬさやの細く切ったのをのせたりしますが

私はきぬさやは使いません。
 

娘が小さいときに、きぬさやをお弁当に入れるとすごく嫌がって

理由を聞くと、口の中でキュッキュッとするから、っていうんです。

確かに、きぬさやって、キュッキュッとしますね。
 

なので、私は小松菜を小口切りにして塩もみし

さっとゴマ油で炒めて鰹節をまぶしたものを使います。
 

卵と鶏ひき肉だけだと、どうしても野菜が少なくなってしまうので

私は、ご飯とご飯の間に、この小松菜そぼろをサンドして

口の中に入れた時に、菜飯みたいな味になるようにしています。

そうすれば、小松菜そぼろがぽろぽろこぼれて食べにくいこともないの。
 

今日は、彩を兼ねて上にのせてみました。

一応、娘はもう大人なので、こぼさずに食べられると思うので。
 

それと、3色弁当って、やっぱり紅ショウガ!!

ちょっと赤い色が入ると、ぐっと華やかになります。
 

こういうお弁当は、作るほうも食べるほうもワクワクします。

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