でいりいおくじょのBLOG

2015.11.24

ミネストローネ

今日は朝から曇り空で寒いので

冷蔵庫にある野菜をいろいろ入れてミネストローネを作りました。

ミネストローネのつくり方はいろいろあって

野菜をさっと炒めたところに、トマト缶と水とスープのものを加えるだけでも

それなりにおいしいものができますが
 

私はスープの素を使わず、素材のうまみを引き出そうと思うので

ちょっとしたコツが必要になります。
 

例えば、

うまみが出る食材を上手に入れること。

ベーコンとか、昆布とか、干しシイタケとか

トマト缶や野菜から出る旨みに、こういうものをかけ合わせていくことで

更にぐっとおいしくなりますね。
 

特にベーコンや干しシイタケは、うまみ成分のイノシン酸やグアニル酸を豊富に含んでいるので

野菜から出るうまみ成分グルタミン酸とかけ合わせることで

うまみ成分が何倍にもなります。
 

最初に、ベーコンと玉ねぎをオリーブオイルで炒めて

炒めながら、残りの野菜を切っていくと

時間のロスがなく、効率よく作れます。
 

今日入れた野菜は

玉ねぎ、にんじん、ジャガイモ、しめじ、カボチャ、ナス
 

この中で、必ずほしいのは、玉ねぎ

できれば入れたいのがカボチャ。
 

トマト缶って、ちょっと酸っぱいので、

こういう甘みのある野菜を入れることで

酸味が和らぐし

玉ねぎやカボチャは旨み成分も多いので、味に深みも出るのです。
 

後、私は野菜と一緒にケチャップを入れて、炒めちゃいます。
 

トマトの水煮缶にケチャップを合わせると、やはり酸味がまろやかになり

ケチャップの甘みとうまみで、ぐっとおいしくなるのです。
 

ケチャップは最後に味付けの時に入れてもいいのですが

最初に野菜をいためているときに入れ

一緒に炒めると、ケチャップの水分が飛んでぐっとうまみがアップします。
 

煮るときですが

こういうスープは、火を止めて余熱で火を通すとおいしくなるので

保温調理というのが、私のいつものやり方なのですが

トマト缶を使ったときは

保温調理にせず

ふたを開けたまま、弱火で煮るんです。
 

つまり、水分を蒸発させながら煮た方が

トマト缶に関しては、おいしい気がします。
 

味付けは、ベーコンとケチャップの塩分である程度味が決まっていると思うので

野菜が柔らかくなって、最後に味を調えるのですが

私は、隠し味にお醤油を入れます。
 

トマトとお醤油って、すごく合うし

醤油を入れると、なんだか妙にほっとする味になるんです。
 

こういうスープって、たっぷり作って

煮返しながら食べるのがおいしいですよね。
 

ご飯を入れてリゾットにしたり

最後はトマトソース代わりに

パスタなんかからめてもおいしい!!
 

卵を落として(君に爪楊枝で穴をあけ)

電子レンジにかければ、バランスのいい朝ごはんもすぐにできます。
 

冷蔵庫の掃除もできて

一回作れば何日も楽しめて

これから寒くなると、スープづくりが楽しくなります。

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