でいりいおくじょのBLOG

2025.02.10

シモちゃん講座

今日は、シモちゃんの講座。

シモちゃんって、親しげに読んでますが

シモーヌベイユの事です。

 

一応、この講座のメインテキストは、シモちゃんの「重力と恩寵」なんですが

ここ数回、シモちゃんの言葉までたどり着けていません。

 

今回も、メインは古今和歌集でした。

 

一緒に受講している人の中に

古今和歌集の歌をめちゃ読んでいる人がいて

歌をノートに写して、自分で訳をつけている人がいて

 

めちゃ、詩の勉強になるというので

私も真似をして、しばらくやっていたのですが

最近は、他の本を読むのが忙しく、まったくやっておりません。

いやぁ、努力が足りてないなあ~~~。

 

応天の門という、菅原道真と在原業平が出てくる漫画があって

それが大好きでして

在原業平が、めちゃいいのです。

(レベルが低くてスイマセン)

 

だから、古今和歌集を読みたいっていう気持ちは、めちゃあるんですよね。

 

そんなわけで、今日は古今和歌集。

 

昔の人は、やっぱり感性というか、コトバに対する感覚が

めちゃすごいなあって思います。

和歌って、詩とは違う、コトバの世界ですねえ。

 

また、あらためて和歌も読んでみたいと思いました。

 

今日は、イレギュラーで

石牟礼道子さんの詩も読んだんだけれど

 

昨日が、石牟礼道子さんをしのぶ不知火忌が熊本であったそうで

(先生が講演のために行かれた)

その時、石牟礼さんの詩が読まれたのを聞いて

ああ、この詩はお経だったんだと思った

という話をされて

 

その詩を、みんなで読んだんです。

 

確かに、

その詩の朗読を聴いて

また、自分で声に出して読んでみると

なんとも言えず、魂にしみてくるような感じがして

一緒に受講していた友人は、泣いていました。

私も、なんとも言えない気持ちになって

涙ぐむというか、せつないというか、懐かしいというか

そんな気持ちになりました。

 

私なんか、詩のことは全く分からず

書かれていることを理解することもできないのだけれど

それでも、何か、深いところに伝わるものがあって

 

上手く言えないのだけれど

コトバの力って、こういう事なんだなあって思いました。

 

そして、詩のことが分からない私にも

この詩のコトバは伝わってくるのだと思った時

私みたいなものにも、詩は寄り添ってくれていると感じて

もう少し、詩をやってみようと思えました。

 

詩が分からないから、嫌になるのに

時々、詩の方から、私の方に寄り添ってきてくれる

詩って、一体何なんだろう?って思います。

 

でも、石牟礼さんの詩は、本当に良かった。

訳もなく、良かったです。

 

シモちゃん

コメント

  1. 小魔女 より:

    お料理だけではなく先生は様々な事にチャレンジされてますよね〜!本当時間がいくらあっても足りなさそう。あの3時間睡眠の本を読ませていただいても、睡眠時間がそのくらいになっても先生はいきいきと時間が足りない〜♪って楽しそうな感じがとても伝わってきて。

    私も毎日時間が足りないよ〜もっと時間が欲しいよ〜と思いますが、もし一日が長くなったとしてもそれを私は睡眠に充ててしまいそう(笑)で、結局時間がないよ〜って言う自分をイメージしてしまいました…。(関係ない話ですみません)私は詩は全く疎いのですが、宮沢賢治の星めぐりの歌が大好きです〜!

    1. 奥薗壽子 より:

      うれしいコメント、ありがとうございます。
      なんか、常に何かやっていないと落ち着かないタイプなんだと思います。
      リゾートホテルとなんかに行って、ぼーっとして過ごすとか、
      めちゃあこがれるけれど、たぶん無理だと思います。
      宮沢賢治の星めぐり、いい歌ですね。時々、こういう歌を聞いて、しばしホッとするのいいですね。
      今日は、久しぶりに聞いてみました。沁みました
      こんな時間をもらえて、感謝です。

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