家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
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思いがけず、京都のたけのこを頂きました。
たけのこは今が旬。
先日の京都滞在中も、あちこちでたけのこを頂きましたが
やはり、何かちょっと忘れ物をしたような感じがしていたのは
自分で料理していなかったからでした
そんな思いが伝わったのか、
送ってくださる方がいて、さっそく料理しました。
九州にいる時、一生分のたけのこを食べたので
もう、これから先の人生でたけのこを食べなくても大丈夫と思っていたけれど
やはり、この時期、たけのこを見ると食べたくなるし
たけのこを頂くと、ものすごくテンションが上がります。
いそいそと大なべを引っ張り出して、下茹でです。
私は、外側の硬い皮をある程度むいてから茹でます。
皮を全部つけたままゆでる意味って、それほどないと思うから
鮮度がよければ、塩と水だけでゆでても十分おいしいのですが
送っていただいた箱の中に米ぬかも入っていたので
ここはきちんと米ぬかでゆでることに。
それが昨日の話。
一晩じっくりゆで汁の中で冷ましたものを
今日はいよいよ料理！！
何を作ろうかと考えて
まずはシンプルに、木の芽味噌を塗った木の芽田楽
それから、たけのこと牛肉のすき焼き風煮物
まずはこの2品
一度に全部料理してしまうのが
なんとなくもったいない気がして
明日はたけのこご飯を炊こうかなあと、
今からワクワクしているところ
一度にバーッと料理してしまわないで
少しずつ楽しみながら。
ほらね、こうすると、たけのこの美味しさや嬉しさが
何倍にもなる
こんなふうに、じっくりゆっくり季節を楽しむのがいいなと思うんです。
昔は、早く早くと思っていたけれど
最近は、意識的にゆっくりゆっくり。
ゆっくりの中にある豊かさが、少しずつ分かるようになってきたのです、たぶん。
コメント
先生、おはようございます。
立派なタケノコだった様ですね。
絵がイキイキして見えます。
食べ物で季節を感じるのはいいですね。
生命を感じます。
タケノコも、こんな風に扱われて喜んでいるでしょうね。
先生、今日も一日健やかにq(^-^q)。