でいりいおくじょのBLOG

2020.03.21

映画日記「天使と悪魔」

「ダヴィンチ・コード」があまりにも面白かったので

ダン・ブラウンシリーズをもう一つ見てみました。

 

「天使と悪魔」

 

一応ざっくりとしたストーリを説明しますね。

 

教皇がなくなり、ヴァチカンでは、新しい教皇を選出するためのコンクラーベがおこなわれようとしていました。

ところが、その候補者である枢機卿が4人誘拐される事件が発生。

 

時を同じくして

スイスの研究室で反物質が、何者かに盗まれます

その反物質とは、5キロトンもの破壊力を持つ物質で、

エネルギー開発の最先端でもある重要なもの。

 

そこへ、イルミナティーという異教徒から、と思われる脅迫状が届きます

 

もともとイルミナテイーは科学者の集まりで

科学を否定するカトリック教会によって迫害されたという歴史があることから

その報復ではないかとかと推測されます。

 

脅迫状には

午後8時から1時間おきに枢機卿を一人ずつ殺すと書かれていて

もし、それを阻止できなければ

反物質が爆発することに・・・。

 

さらわれた枢機卿は助かるのか

盗まれた反物質を取り戻し

爆発を止められるのか

 

はああ~~~~~~~

今回も手に汗握る、息が詰まる。

全体のスピード感はダヴィンチコードの方がありましたが

今回は、じわじわと心理的に追い詰められます。

映画として、よくできてます。

今回も最後まで目が離せません。すごい。

 

映画としてもめちゃめちゃよくできているけれど

今回もまた、内容が深い、深い、チョ――――――深い。

今回のテーマは、ズバリ宗教と科学です。

 

来たーーーーー!!!!。

これは、禁断のテーマやないの。

 

哲学が、ある時を境に宗教と哲学に分かれていったのは周知のとおり。

 

ガリレオが、地動説を唱えて宗教裁判にかけられ

有罪になったことは有名だし

宇宙の最初は神が作ったのか、ビックバーンなのか

この論争も、決着しそうにありません。

 

ただ、この映画は、どちらが正しいかということを言っているのではありません。

そのどちらにも、天使と悪魔がいるということを警告しているように思いました。

 

一人一人が心の中で神を信じている時

宗教は、平和や幸せにつながる心のよりどころなんだと思うけれど

権力への欲望につながった途端

悪魔に変わる可能性を秘めている。

 

科学もまた、

人々の生活を豊かにしているのは確かだけれど

使い方によっては悪魔になりうる。

原子爆弾のように。

 

映画の中でこんなセリフがありました。

 

稲妻を定義できないものと

稲妻の威力に敬意を払わないものと

無知なのはどっちだ?

 

科学と宗教と

どちらが上とか、どちらか一方を選ぶとか

そういう事ではなくて

 

宗教も科学も

天使と悪魔と両方の側面を持っていて

そのカギを握っているのが人間で

この2つをうまく共存させられるのも人間。

 

もし仮に、悪魔の方に舵を切ろうとしている人間がいても

天使の側面を持った人間がいれば

天使と悪魔を、うまく共存させることはできるはず。

 

こういう映画を見ると

あらためて、いろんなことを考えさせられます。

 

まずは知ることが大事ですね。

 

映画としても、すごく楽しみながら

深いところで、いろんなことを考えさせられる。

 

いやいやいや、すごいですね、世界中の人がファンになるの、わかります。

 

2020年3月20日映画

コメント

  1. 北海道産の泉州おばちゃん より:

    ネギと生姜のハリハリ鍋、作りました❗️水菜が足りなくなる程いっぱい食べれてもう最高❣️今、求められている免疫力アップの家庭料理です。簡単で、美味しくて、安くて、身体に良くて、先生はホントに今をテーマにレシピを考案されておられて主婦の味方です!

    1. 奥薗壽子 より:

      作ってくださって、ありがとう!!!
      喜んでいただけたみたいで、すごーーーーくうれしいです。
      うれしいコメント、本当に感謝、感謝。

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