でいりいおくじょのBLOG

2020.06.04

読書日記「本の『使い方』」

読書とは、食卓のおかずのようなものだそうな。

確かに、いろんなおかずがあった方が、食卓が豊かになるように。

たくさんの本を読んだ方が、人生は楽しく、豊かになるなあと思いました。

 

「本の『使い方』」(出口治明著 KADOKAWA)

 

著者出口治明さんといえば

ライフネット生命の創業者であり、立命館アジア太平洋大学の学長であり

それ以上に、読書家として有名な方。

 

経営者という立場と

教育者という立場と

活字中毒者としての立場と

その3つの立場から

読書の面白さ、読書の有用性などを語っておられる本です。

 

本は、何に役に立ち

自分はこれまで、どんな風な本を読んできたか

本を選ぶときのポイント

そして、おすすめの本などなど。

 

この本を読むと

まずは、著者の出口さんの、ものすごい読書量と

読んでこられた本のジャンルの広さと

それらを、総合的に頭の中でつなげていく理解力と記憶力と

いろんなことに、ただただ、圧倒されて、呆然とします。

 

この本の中で出口さんがおっしゃっていることは

知りたいという気持ちと、知ることのできた喜びを持ち続けて生きることで、

人生が豊かで楽しくなるかという事。

 

そして、本を読んで

自分で考え、自分の言葉で、自分の意見を言えるようになれることが大事。

 

人が学ぶ道筋には、「人」「本」「旅」の3つがあり

その3つの中でも、本を読むことは、最も簡単に視野を広げる方法であり

本を読んで学んだことを、自分の言葉に変換して、人に伝えることで

また、理解が深まる。

 

ここに書かれていることは、本当にすべて、ああそうだなあと思えることばかりでした。

 

この本を読んだ後で

自分のことを書くのは、ちょっとお恥ずかしい限りなんですが

 

私自身も、子供の頃からの本好きで

本なしでは生きられないくらいの活字中毒です。

 

でも、私の場合、何冊も同時進行して、乱読しちゃうので

本を読んでもちっとも教養人にはなれません。

でも、小さなことでも興味がわき

些細な事でも、面白がれるのは、本のおかげかなとおもっています。

 

小さなことでも、なぜ?って思ったり

知らないことを知る喜びも、すごく大きくて感動しやすい。

これも本を読んだおかげかもしれません、

 

そして、本を読んだら、でいりいおくじょのに書く

これもすごくよくて

読んだことを、一度自分の頭の中で整理し、消化できるんです。

 

たぶん、でいりいおくじょので書くという事をしなければ

ただ読んで、すごいなあ、とか、面白かった~で終わってしまう。

それが、こんな風に書くことで、いったん頭の中で整理できるので、

私みたいな、ただただ読んでいるだけの人間でも

多少なりとも、いろいろ考えて、自分のものにできている気がします。

 

書いたり話したりは、本当にいいです。

おすすめ。

 

それにしても、この本で紹介されている本は

どれも、死ぬまでに読みたい本ばかり

 

いずれにしても、

読書は楽しいですね。

この楽しみを、もっともっと多くの人に知ってもらいたいなあと

この本を読んで、あらためて思ったし

私ももっともっと、本が読みたいです。

2020年6月4日本の使い方

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