でいりいおくじょのBLOG

2015.09.27

南インド風チキンカレー

雑誌で紹介されていたカレー屋さんが、

なんだかとってもおいしそうで気になっていて

このお店、どこにあるんだろうとあらためて住所を見ると

なんと、うちの家から歩いて7~8分の距離。

これはもう、行くしかないといってみたのが、南インドカレーとの出会いでした。

南インドカレーが他のカレーとどう違うのか

正直予備知識も何にもないままに、そこのカレーをいただいたのですが

食べ終わった瞬間、また明日も食べにきたいと思っている私がいました。
 

それまでの私のカレーのイメージは

おいしいけど、胃に重たく

2~3か月に1回くらいでいいかなという感じで

特に、カレーが食べたくて仕方ない、なんて思ったこともなかったので

また、すぐに食べたくなるカレーがあるなんて、想像もしていませんでした。
 

以来、カレーとスパイスに、がぜん興味が湧いてきて

いろいろ調べているうちに

一冊の本に出合いました。
 

「カレーな薬膳」(渡辺玲著 晶文社)
 

この本の最初に、

胃にもたれず、毎日食べたくなるカレーというのがあって

それが南インドカレーだと書かれていたのです。
 

さらに、この本を読んでみると

南インドカレーというのは、使うスパイスの種類も少なく

また、その使い方もメリハリがきいていて

ホットでスパイシーなのにライトでヘルシーなのだそう。
 

そもそも、著者の渡辺氏は

自らの足でインドを歩き、そこで暮らしている人たちが

実際に毎日食べているもの、調理している方法を

ご自分の目で見、ご自分の舌で味わい、自ら調理して研究されている方なので

その言葉には、とても説得力があります。
 

この本を読んでみると

さすがに医食同源の国だけあって、

スパイスの薬膳効果とその使い方の知恵が、

毎日の食生活の中にさりげなく、でもきちんと生かされていることに感動します。
 

その感覚が、昔ながらの日本の家庭料理にも

どこか通じる感じがして

だからこそ、南インド料理は、初めて食べる味なのにどこか懐かしく

またすぐ食べたくなるのかなと思ったりしたのでした。
 

さてさて、すっかり南インド料理にはまってしまい

今日は、南インドカレーの定番、チキンカレーを作ってみました。
 

作り方は、それほど難しくなく

玉ねぎ、にんにく、しょうがをじっくりあめ色になるまで炒め

(これは、前に家庭の医学の時に紹介した奥薗流でやると早いです)

トマトと水を入れ、

鶏肉を入れて煮込むだけ。
 

あっ、鶏肉なんですけど

インドカレーの作り方って、鶏肉を炒めずに加えるんですね。

どんな本を見ても、炒めずに加えている。
 

でも、炒めたほうがおいしいんじゃないの、とか

炒めずにそのまま入れた鶏肉って、皮の部分がぶよぶよしておいしくないんじゃないの?

とか、私、ずーっと思ってたんです。
 

でも、今回改めて、インド料理の本をいろいろ読み直してみると

インドのチキンカレーって、鶏の皮は入れないんですね。

あらかじめ皮を取っておくそうなんです。
 

理由は、カレーと皮が合わないから、としか書かれてなくて
 

でもまあ、皮がとってあれば、炒めなくても悪くはないか、と思い

(上から目線ですね、すいません)

今日は、その炒めずに鶏肉を入れる方法で作ってみました。
 

で、実際やってみると、正直びっくりしました。
 

もともと私は、鶏肉をじっくり焼いて、皮の焼ける香ばしさや

油のコクをカレーに入れたほうがおいしいと思っていたし

実際、日本のカレー粉を使ったカレーなら、そのほうがおいしい気がします。
 

でも、今回、渡辺さんの本のレシピを参考に

クミン、コリアンダー、カイエンヌペッパー、ガラムマサラで作ってみたら

鳥の焼いた油の味や、皮の味が入らないほうが

ベースがすっきりして、逆にスパイスの風味がふわーっと広がるんです。
 

南インドカレーは、少ないスパイスで、メリハリのある風味

そのためには、鶏の余分なコクとか、焼いた香ばしさとかは、全然必要ない。

むしろ、ないほうが、格段においしい!!
 

結論から言うと、カレー粉をたっぷり使う、あるいはカレールーを使ったカレーなら

鶏肉は皮ごと入れて、じっくり焼いたほうがいいけど

少ないスパイスで、メリハリのある仕上がりにするなら、皮を取って炒めずに入れたほうがいいですね
 

ちなみに、コリアンダーはインドの香りと本に書いてありましたが

私は、クミンのほうが、THE・カレーという香りに思え

クミンはどうしても入れたい感じ。
 

いやあ~、今まで、とりあえず手あたり次第、適当にスパイスを入れたら

なんとなくカレーになるって思ってたけど

入れたらいいってもんじゃなく

むしろ、効果的に、それぞれの個性を生かせていれる入れ方があるんですね。

自在に操れるようになるまで、先は長いけど

とりあえず、スパイスの楽しさは、わかり始めたみたいです。
 

手あたり次第スパイスを買い込んで奥さんに怒られている男性の気持ち

今、すごーくわかります。
 

うちの冷凍庫は、かなりスパイスだらけになりつつあります。

本来、南インドカレーってご飯に合わせることが多いそうなんですけど

チャパテイーを合わせてみました。

今日は、チャパテイーを焼いてみたかったのです。

全粒粉で作るチャパテイーも、結構おいしいのです。

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