でいりいおくじょのBLOG

2025.04.15

内面の風通しを良くすること

昨日の教室で、講義を受けて思ったことは

自分の内面の風通しを良くしとかないといけないなあって事でした

 

けっこう、知らず知らずのうちに

これはこうだ、みたいに、思い込んでいる事ってあるなあって。

 

だから、自分と全然違う世界観を見ると

ああ、理解できない、分からないっておもって

壁を作ってしまったり

 

あるいは、自分に都合のいいように解釈してみたり。

 

そんなことをしてしまいがちだなあって思った。

 

昨日、講義を受けながら

昔友人から聞いた精神科の先生のことを

なぜか思い出していました。

 

ユングとフロイトの精神分析の話が出てきたからかもしれません。

 

その先生というのは

友人のお子さんが精神的にしんどくなった時にかかった先生で

私は直接会ったことがないんだけれど

まるで、会ったかのように記憶に残っているのです。

 

その先生というのが、すごく変わっていて

真っ黒に日焼けしていて(どうやら日サロにって焼いているらしいとのこと)

派手なアロハと短パン姿。

それが、いつもスタイルなのだそう。

 

精神科のクリニックの先生です、ねんのため。

 

アロハに短パンスタイルで

真っ黒に日焼けした先生って、どう思います?

って聞かれて

 

いやあ、なんて答えたらいいか分からなかったんですよ。

 

人は見かけじゃないし

ハワイ好きで、サーファーだとしても

だからと言って、精神分析医として、信用できないとは言えないし・・・。

 

あの時は

正直、わけわかんなくて

上手く答えられなかったんだけれど

今なら少しわかる気がしたんです。

 

人の話を聞く時には

心の中に、壁を作らず

風通しを良くしておく必要があるなって思ったから。

 

あの先生にとっては

アロハに短パンって言うのが、風通しを良くするために必要だったんじゃないかと

 

自分の内面に壁を作ると

自分の価値観に合うように、その中にギュっぎゅっと押し込んで、

自分に都合のいいように、つじつまを合わせて納得しがちだもんね

今日の講座を聞いていてそうおもった

 

自分の価値観の中に押し込めると

自分の周りで起こっているいろんなことが

どんどん小さく狭くなってきて

どんどんつまらなくなる

 

現実は、広い世界の中に私がいるのに

わたしの中の小さな世界でしか生きられなくなる。

 

この精神科医の先生は

自分の心の壁を取り除き、

先入観や、概念を抜きにして

自由な心で患者さんの言葉を聞こうとされていたんじゃないかなって思う

 

内面が広々させて

患者さんを招き入れた。

 

その証拠に

その先生の所に通って元気になられたんですよね。

 

そんなことを思い出しながら

今日になって

もう一度自分のことを考えたんです。

 

自分のことはよくわからないんだけれど

自分の内面は、

風通しを良くしておきたいなって

やっぱり思ったんです。

 

それはつまり

何かを見て、楽しいとか、うれしいとか感じる事

これはこうに違いないって、決めつけない事

自分と違う意見を聞いた時、こういう考え方もあるのかと面白がってみる事

きれいなもの、美味しいもの、楽しいものに触れた時

単純に、ワクワク楽しんでみる事

 

そういう単純なことが

自分の心の風通しを良くするのかなって

思ったりしました。

 

そして、そこで、感じている事

そこがすごく大事で

それを見落とさないように

したいなって思った。

 

訳のわかない詩や文章を読んだときも

分からないって思って、そっぽを向くんじゃなくて

分からないって思っている

その気持ちを大事に感じてみる事

 

言葉にできないようなそんな感覚

それが私の中の、とても大事なもののような気がしたのでした。

 

なぜか足が上がってまう…。

コメント

  1. ママデューク より:

    「つまらぬこだわりは身を縮めるだけだった♪」(長渕剛「しゃぼん玉」)
    というフレーズと堺正章さん主演の「西遊記」の劇中歌のフレーズ「もっと大きく心を広げて♪この世は結構楽しい♪」を思い起こしました。
    自分の価値観に閉じこもらず、価値観の違う人の意見にも開かれた心。余裕が無いとなかなか出来ませんが、大事だなとボクも感じました😃
    それでは失礼致します🙇‍♂️足立区一のお調子者f@

    1. 奥薗壽子 より:

      コメントありがとうございます。
      歳を重ねていくと、身体が固くなるみたいに、心も固くなっていくような気がして
      意識して、やわらか頭、やわらか心でいたいですね。

  2. もも より:

    いつも何事も前向きに純粋に取り組んでいらっしゃる
    奥薗先生の姿に勇気をもらっています
    日々の生活の波の中で 忘れていた大切なことを 先生の文章を読んで
    あらためて心に刻むことができました 

    1. 奥薗壽子 より:

      うれしいコメント、ありがとうございます。
      時々、めちゃ落ち込んだりもしていますが
      こうやって、コメントを頂くことで、また元気を取り戻しています。
      感謝です。

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