家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
先日、講座の中で
本を引きながら本を読む話を聞いて
ああ、私、それやってます!!って心の中で叫びました。
昔、小説ばっかり読んでいた時は
特に、マーキングする必要を感じたことはなく
時々、大事な場面とか、いいセリフがあったりとかしたら
付箋を貼ったりする程度。
ところが、ここ数年は、
書かれていることが、何か気になったり
後で、もう一度考えたいと思ったり
あるいは、他の本でも書かれていたかもって思えたり
このことは、大事だから忘れないように!!
とか
本を読んでいると、そういう事ばかりで
最初は付箋を貼っていたんだけれど
付箋だと、もう訳が分かんなくなってきて
本に直接線を引くようになりました。
最初はちょっと罪悪感があって
何か、すごくいけない事をしているような気持ちになったんだけれど
一回引いてしまうと、
もうこの本は間違いなく私の本なんだから
っていう気持ちになって
その本と自分との間に、特別な関係が出来上がっていくような感じがするんです。
更に!!
昔は、同じ本を何度も読むってことが、そんなになかったんだけれど
最近は、3~4回くらい読むのが当たり前になってきたので
ページを開いた時に線が引いてあると
古い友達に合ったみたいな気持ちにさえなります。
ずーっと昔は、普通の鉛筆で線を引いていた時期もあるんだけれど
(なんかちょっと罪悪感があり、後から消しゴムで消せるようにって思ったのかも)
ここ1年くらいは、色鉛筆です。
色は特に決まっておらず
昔は、最初から赤で線を引いていた時期もあるんだけれど
そうすると、2回目に読んだ時の線が
全く目立たず、しかもあまりきれいじゃないので
最近は、水色かピンクです
1回目読むのが水色だったら、2回目がピンク
1回目がピンクだったら、2回目が水色。
そして3回目読む時があかって感じ
4回目は、黄色か紫
(4回読む本は、正直そんなに多くないです)
4回目は、赤を目出せたいか、紫で全体を締めたいか
その時の気分かな。
やっぱり、久しぶりにページを開いた時に
やっぱり、ちょっときれいな色の方がいいかなと。
でも、考えてみたら
同じ本を何度も読むというのは
ここ2年ほどの間に、覚えたことかもしれません。
それまでは、
もっともっと、新しい本をもっともっと
って思っていたように思います。
たくさんの本を読めば
読むという事は横に広がる
けれど
一つの本を何度も読めば
どんどん深くなっていく。
同じ本を何度も読むことで
その事に、ようやく気付きました。
一つの本を繰り返し読みたいと思った時
広く知るよりも、深く知りたい
と思うようになったのだと思います。
うん、少しずつだけれど
成長している、私。
大丈夫だ。
コメント
チキンカレー作りました とても美味しく長時間煮込んだような複雑な味 これも我が家の定番になりそうです 先生いつも幸せを有難うございます(*’▽’*)
今日は冷凍のそら豆でカレーを作りました。オイスターソースを少し入れました。これはこれであり!だと思いました。パキスタン人の知合が「お魚のカレーを作る時はお醤油を入れると美味しくなる」と教えてくれましたが、日本ではすでにやっている人、多いですよね。火を通したジャガイモをご飯に添えてカレーをいただくのはいいアイデアだと思います。個人的にジャガイモがカレーの中で崩れるのが好みではないのでジャガイモ無しで豆カレー、人参カレー、ほうれん草カレー等を作っていました。これからもカレーのレシピ、よろしくお願いします。カレーって飽きないです。