でいりいおくじょのBLOG

2019.10.08

京都・出町座

いつもの大阪のテレビ局で

今日は、朝からお仕事。

 

でも、サクサクと撮影が終わった後は自由になれるので

撮影の後は、京都に帰ってきて京都散策です。

 

お寺巡りも好きなんだけれど

いかんせん、大体4時か4時半くらいには閉まってしまうので

一仕事と終ったあとの、神社巡りは時間的にちょっときついんですよね。

 

ちょこっとは回ってみたんだけれど

それほど時間がなくて、いつも消化不良です、仕方ないけど。

 

で、

今日は前から行きたかった

出町座という映画館に行ってみました。

 

出町座というのは

出町柳にある、枡形商店街にある小さな映画館です。

 

枡形商店街というのは、

有頂天家族というアニメ(原作は森見登美彦さんの小説)で有名なところで

京都の中でも、人気の商店街。

 

出町座は、そこの一角にあるんです。

 

お寿司屋さんとか、ドーナツ屋さんとか、八百屋さんとかの並びに

普通に映画館があるのも、不思議な感じなんですが

下がカフェになっているので

一見映画館かどうか、ちょっとわからない感じ。

 

入ってみたいな~って思いながら

これまでも、何度もうろうろしてます、実は。

 

上演されている映画が、めちゃマニアックなのと

 

ドアを開けて入ったらすぐに、

映画のチケットを買うための自販機と

カフェのカウンターがあって

そこで、いつも一瞬たじろぐ。

 

普通の映画館とはかなり違うので、初めて入るのは、ちょっと勇気がいるんです。

 

カフェのメニューとしては

サンドイッチとか飲み物とか、アルコール類もあるんだけど

それも自販機でチケットを買うシステムで

新参者は、そこでもちょっと戸惑ってしまう感じ。

 

実は、ここのキュウリサンドがかなり個性的だというのを聞いていて

それがとにかく食べたくて

今日は、とりあえず、キュウリサンドだけでも食べて帰ろうと思ったんです。

 

勇気を出して入りました!!!!

(やっぱり食べ物があると、勇気が出る!!)

 

で、出てきたキュウリサンドがこれ

 

2019年10月7日出町座

 

 

 

正確にはキュウリ3種サンド

 

柴漬けのタルタル

キュウリスライス

 

あれ、キュウリ2種類?

って思ったら、中にキュウリのピクルス。

 

キュウリだけのキュウリサンドなんだけれど

味も食感も違うキュウリの組み合わせが

何とも言えず、楽しくておいしいです。

 

生のキュウリのみずみずしいシャキシャキ感と

細かく切った柴漬けの酸味と

ピクルスの甘酸っぱい味とちょっとやわかめの食感

 

性格も顔も全然似ていない兄弟が、一緒に仲良く暮らしているみたいな感じ。

 

キュウリだけとは思えない満足感。

これ、すごいです。

恐れ入りました。

 

因みに、卵サンドとか、メンチカツサンドとかもあって

テイクアウトもできるようです。

 

さてさて、映画の方も無事見ることができました

 

「エトガル・ケレット ホントの話」

 

めちゃマニアック・・。

 

エトガル・ケレットはイスラエルの短編小説家で

その方が、映画監督もされている作品で

彼が、なぜ小説を書くかを、友人や家族の証言で追っていくという

ドキュメンタリー的な映画です。

 

この映画の宣伝文句が

ケレットを知らなくても、この映画を見たら絶対このおじさんのことが好きになる!

っていうのだったのですが

 

確かに、見終わったら、ケレットのことが好きになってました。

ちょっと切なくて、ちょっと悲しくて、でも優しい気持ちになれました。

 

映画を見て、

ゆっくり自分も見つめなおす

そういう時間、いいあって思いました。

 

 

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