でいりいおくじょのBLOG

2019.11.26

下戸の酒道3 ワインと日本酒

実は、私、日本酒は大好きで

(といっても、アルコールが分解できないので、飲んでも少しですが)

一応、辛口とか甘口とか、これは好き、これはあまり好きじゃないとか

その程度のことはわかるようになっていたんです。

 

でも、日本酒を飲むときに

いつも思うのは

料理に合わせるのが難しいなあってこと。

 

お酒を飲める人は、日本酒と料理をうまく合わせて

美味しそうに飲んでいるけれど

下戸の私は、日本酒を合わせることで料理がおいしくなるような飲み方が

いまだできないでいました。

 

どうやっても、日本酒の味がおいしすぎて、

料理よりも日本酒の方が勝ってしまうんです。

 

下戸なりに、そんなことを思っていたもんだから

ワインと料理のマリアージュを知った時は

ものすごい衝撃的でした。

 

ワインは料理の味を引き立てて、料理をものすごく饒舌にしてくれるって思ったんです。

 

そんな時

クローズアップ現代+でやっていた

「日本酒が“世界酒”に~SAKE革命~」

を見ました。

 

何でも、日本酒が今、驚ぎの進化を遂げているそう

世界のあちこちで日本酒が作られていて

日本酒の人気がどんどん高まっているのだそう。

 

日本酒人気が世界で高まっている理由の一つとして

日本酒のうまみが挙げられていて

アミノ酸の量で比較すると

日本酒 33に対して、ビール5、ワイン3

 

日本酒は、めちゃめちゃうまみ成分が多いから、味がおいしいんですね。

 

番組のゲストとして出演されていたソムリエの田崎真也さんがおっしゃるには

その旨味ゆえに

日本酒というのは、日本酒だけで成り立つ酒であり

それに対して、ワインというのは、必ず料理とセットで存在してきた酒なのだそう。

 

おおーっ、

下戸の私がずーっと思ってきたこと、

まさに、それです~~~~。

テレビの前で思わず叫びました。

 

という事はつまり、

日本酒と料理の組み合わせは、

あくまで酒の方に軸足があり

酒を美味しく飲むために料理がある感じ

 

つまり酒が主で、料理が従

料理をつまみに、酒を味わっているのですね。

 

それにたいしてワインは

ワインそのものにはうまみが少ないけれど

その中に潜む、香りや甘みや酸味によって

料理が持つ旨味を引きだし、広げてくれる。

 

ワインのおいしさも楽しんでいるのでしょうが

料理とワインの相乗効果を楽しむような飲み方になる。

つまり、ワインと料理の関係は、対等、もしくは料理の方が主かもしれません。

だから、マリアージュということになるんですね。

 

下戸の理解なので

もしかしたら間違っているかもしれませんが

私なりに、なんか、ストーンと腑に落ちました。

 

だから、いま私がワインに心ときめいているのは

ワインによって、料理の新しい扉があいたような気がしているからかもしれません。

 

そんなことを思いながら

今日は頂き物のカズチーとセブンイレブンの白ワインでマリアージュ。

 

カズチーは北海道のお土産で

数の子の入ったチーズ

数の子のうまみと、プチプチ食感とチーズのうまみが、見事なハーモニーです。

数の子とチーズのうまみが喧嘩せずに両方きちんとバランスよく合わさっているところがすごくて

しかも、数の子のプチプチ食感がなんとも心憎い美味しさです。

 

それに白ワイン。

あいましたよ、はい、めちゃあいました。

これは間違いない。

マリアージュ大大成功です。

 

今日の酒量

白ワイン、グラスに2センチ。

 

2019年11月25日カズチー

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