でいりいおくじょのBLOG

2020.09.13

読書日記「アクロイド殺人事件」

料理本の撮影が終わったので

今日は一日のんびり本でも読もうと思っていたら

天声人語でアガサクリステイーの推理小説が紹介されていたので

さっそく読んでみました。

 

「アクロイド殺人事件」(アガサクリスティー著 松本恵子訳 )

 

アガサクリスティーといえば

オリエンタル急行殺人事件やABC殺人事件が有名ですが

正直、映画やドラマで見たことはあっても

本で読んだことはなく、というか翻訳ものがが苦手なので

翻訳ものの探偵小説というのは、ほぼ読んだことがないのです。

 

今朝の天声人語によると、今年はアガサクリステイー没後100年に当たるそうで

ちょっと古典的なトリックに浸ってみるのもいいかと思い、手に取りました

 

ある村で起きた殺人事件の話です。

殺されたのは、富豪のアクロイド氏。

 

部屋の中で後ろから首にナイフを刺されたのが死因で

部屋にはかぎが掛かっており、

窓があいていて、窓の外には足跡が残っている…。

 

…と、名探偵コナンみたいな、お決まりのシチュエーションです。

 

その村には2軒の大きな邸宅があり

一つがフェラス氏の邸宅、もう一つがアクロイド氏の邸宅

 

一方の富豪のフェラス氏が1年前に亡くなり(殺された可能性あり)、

その夫人もなくなり(自殺の可能性あり)

そして、そのあとに起こったのがこの殺人事件。

 

この3つは、関係があるのか、あるとしたら犯人の動機と目的は何なのか。

 

そこに、名探偵ポアロの登場です。

 

犯人の可能性があるのは

アクロイド氏の家族(結構複雑)と使用人(人数が多い)

とにかく、疑わしい人がすごく多い

読み進むにつれてどの人もどの人も、全部疑わしく思えてきます。

 

いわゆる、ザ・推理小説って感じで、一気にその世界に浸ることができ

ポワロが動くたびに、何かが少しずつ、わかったようなわからないようなじりじり感があって

最後まで一気読みです

 

そして最後は、あああああああ~~~~~~~~~~っ、こぉきたかぁ~~~~~~

って感じ。

最後の最後まで、犯人がわかりません。

本当に、どっぷり浸れました。

 

そして、犯人が判明した後、あらためてまた最初から読み返したくなりました。

へええ、この人かぁ~~~~。

さすが、アガサクリスティ―!!!

 

今日は一日、この本にどっぷり浸り

撮影疲れもすっかり取れました。

 

推理小説も、たまにはいいものですね~。

 

2020年9月12日本

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