でいりいおくじょのBLOG

2020.02.23

読書日記「3時間半で国際的常識人になれる ゆげ塾の速修 戦後史欧米編」

世界史コンプレックス

近現代史コンプレックス

更には

政治経済コンプレックス

 

長年、見て見ぬふりをしてきた結果のコンプレックス。

 

いや、本当に、わけわかんなくて

どうやって勉強すればいいかもわからなくて

世界の話題は、極力見て見ぬふりをしてきました。

 

別に、知らなくても生きていける

って、なかば開き直ってきたんだけれど

 

知っていた方がいい。

っていうか、本心は、知りたかったんです。

 

世界史がわかれば

世の中のことがわかって、視野が広がって

もっとたくさんのジャンルの本が読めるし、映画も深く理解できし

断然、楽しいと思うから。

 

それで、何か手っ取り早く勉強できる本はないかと探していたら

出会いました!!!!すごい本。

 

「3時間半で国際的常識人になれる ゆげ塾の速修戦後史欧米編」

 

ゆげ塾というのは

世界史専門の塾だそう。

 

そんな塾があるんですね。

 

で、さすがに、世界史を専門に教えておられるだけあって

これがめちゃめちゃめちゃめちゃわかりやすく

めちゃめちゃめちゃめちゃ、おもしろい!!!!!!!!!

 

この本を読むと、今までごちゃごちゃに散らかりまくっていたものが

あれよあれよという間に整理整頓されて

ああ、これはこういうことで、こうなっていたのねっていうことが

びっくりするくらいよくわかりました。

まるで魔法にかかったみたい。

 

大事なのは、世界を俯瞰でみることですね。

 

日本史は、日本という国の中での勢力争いだから

源氏と平氏にしても、徳川と豊臣にしても

結局、同じ民族間で、土地と権力を取り合っているだけなんですよ。

 

ところが世界はそうじゃない。

 

世界は、民族や言語や宗教など、異なった人たちが生きていて

その人たちが、そういうつながりで国家を作り、国家同士がつながっている

だから、もっと大きなそのつながりの中で

見ないといけない。

 

私は、世界史を日本史と同じように、

アメリカならアメリカの歴史、ソ連ならソ連の歴史、中国なら中国の歴史

という風に見てきたことで

いろんなことが、逆にごちゃごちゃになって、わかりにくくなっていた気がします。

 

世界史は、そういう風にやってしまうとダメなんですね。

 

この本のおかげで、世界の見方が、ガラッと変わりました。

今更ですが

うおおおおおおお~~~~っ、そうだったのか~~~~~~!!!!!

 

って何回も叫びました。

 

歴史を知る面白さは

なんといっても、人間理解だと思うんですが

 

世界史は、日本史よりも、もっと話がダイナミックです

 

人間の愚かさ、残酷さ、どん欲、などの負の面をいやというほど思い知る一方で

最後にふんばる理性や愚かさを制御する知恵があることも知る

 

世界はどうなるのか、ちょっと不安に思う事もあるけれど

でも、やっぱり知ることで、人間の可能性を信じようとも思えてくる。

 

やっぱり、世界史を知るべきだと思ったし

私自身、世界史にハマりました。

 

それにしても、このゆげ塾、すごい。

この本は、本当におすすめ。

 

2020ねん2月22日ゆげ塾

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