でいりいおくじょのBLOG

2020.02.24

読書日記「食べる投資 ハーバードが教える世界最高の食事術」

近所の本屋さんのおすすめコーナーに並んでいて

最初はどうかなあって思ったんだけれど

読まず嫌いもよくないかと思い、読んでみました

 

「食べる投資 ハーバードが教える世界の最高位食事術」

(満尾正著 アチーブメント出版)

 

どうして、最初買うのを躊躇したかというと

最近、やたら、東大とかハーバードとかというのをタイトルにしている本が多く

なんとなく、またかあ、って感じがしたからなんです。

 

でも、やっぱり、読んでみようと思ったのは

タイトルの「食べる投資」っていうのが面白いなあと思ったから。

 

著者は、米国先端医療学会理事でもある医学博士

ハーバード大学で栄養学を学ばれ

現在は、アンチエイジング専門のクリニックの医院長だそうです。

 

タイトル通り、

きちんと食べることは、自分への投資である、という観点から

予防医学に主眼を置いた、食べ方の話です。

 

ざっくりいうと

血糖値のコントロールをきちんとして

(食物繊維をしっかりとる)

魚や野菜をバランスよくとること

(食黄色野菜と青背の魚)

納豆はおすすめだそう。

油は、ココナッツオイル推進派。

(ココナッツオイルの本を書いておられるみたいです)

最終的に、不足する栄養素はサプリで補う。

 

というような内容でした。

 

この本を読んで思ったのは

多分、この本の読者は男性を想定されているんだろうなあってこと。

 

以下は私の個人的に思っている事で

多分、ものすごく、偏った見方をしているとは思うんですが

 

仕事のパフォーマンスが下がらないように栄養素を摂る

という考え方って、

とっても男性的な感じがするんです。

 

血圧が高いから何を食べたらいいかとか

コレステロール値を下げるには、何を食べたらいいですか、とか

 

私も、よく聞かれるんですが

そういうことを聞く人は、ほとんどが男性。

 

女性は、どちらかというと、

○○を食べれば、身体にいいとか

○○を食べれば、腸内環境が良くなるとか

○○はお肌にいいとか

 

具体的な症状とか

具体的に何か問題があるからとか

そういうことではなく

 

○○に効くとか、○○に良い、とか

そういう話を好む傾向があるような気がする。

 

男性は××を改善するために食べるという、具体的な目的があるのに対して

女性は現状キープしたり、状態をよくするためというような漠然とした目的で食べている気がしていて

健康的な食べ方の方向性が、男性と女性では違っている気がするんです。

 

ここのところ男性脳と女性脳の違いの本を読んだからか

そんなことを考えたのかもしれません。

 

でも、食べる投資という考え方は、いいですね。

やっぱり、食べることは人生への投資です。

年を重ねれば重ねるほど

きちんと食べているかどうかが、生き方の質に関係してくるのは間違いない。

 

この本は、自分の人生のパフォーマンスを上げていきたい男性におすすめかな。

 

2020ねん2月23日本

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