でいりいおくじょのBLOG

2016.03.14

ポテトニョッキのシンプルトマトソース

先日、美味しいと評判のイタリアンのお店で

シンプルなトマトソースで和えたナスのスパゲティーを食べたら

確かに美味しいのだけれど

これなら自分で作れそうだわ、と
 

厚かましくも思ったのでした。

基本的に、家でひたすら試作しながら食べているので

外で食べる時は、ついつい自分で作れないようなものとか

自分が作る時の参考になるようなもの

という基準でお店を選ぶことが多い私。
 

となると、

外食で、スパゲティーだけを食べに行く事って

どうしても少なくなります。
 

こんなことを書くと、ちょっと語弊がありますが

ある程度のスパゲティーなら、お家でも十分作れると思うんですよね。
 

特にトマトソースのスパゲティーは

お店によっては、明らかに出来上がったトマトソースを使っている事もあって

そうなるとがっかりしてしまい

家で、きちんと作ったほうが美味しいと思うこともあります。
 

そんなわけで、トマトソースのものは、滅多に外で食べることはないのですが
 

でも、先日行ったお店は

トマトソースが美味しいという評判だったので、たのんでみたのでした。
 

出てきたトマトソースはたしかにおいしく

トマトのうまみや酸味のバランスがとても良く

しかも、トマトと塩とオリーブオイルだけを丁寧に煮詰めたような味で
 

とっても素朴で、家庭的な味。

考えてみたら、

イタリアでは、レストランで食べるより、マンマの味のほうが美味しいと言われているわけで

ほんとうに味覚の深いところで美味しいなと思うものって

シンプルで、素朴で、あまり手を加えていないものなのかもね。
 

私は、商売の事はよくわかりませんが

商売でスパゲティーを出す場合

あまりにもシンプルで素朴で、手をかけ過ぎない料理って

よほどしっかりした信念と自信がないと、逆になかなか出しにくいから

あれこれ手をかけたり、豪華な食材を合わせたりしちゃうのかも
 

だから、こんなに素朴でシンプルなソースって、逆に珍しいとさえ思いました。

そして、だからこそ、

こういうシンプルで素朴な味に触れると

味覚の深いところに響くというか。
 

そういう意味では、

シンプルで、手をかけすぎてない家庭料理の美味しさに

日本人も、もっと自信を持っていいんじゃないかなと

日本の家庭料理研究家としては思ったのでありました。
 

さて、そこで今日は、シンプルなトマトソースが作ってみたくなりました。
 

トマトの水煮缶だけを煮詰めても良かったのですが

安売りのトマト水煮缶を使うというのが、ちょっと引っかかり

旨味をプラスするためにベーコンを少し
 

にんにくと一緒に、オリーブオイルで炒めたところに

トマトの水煮缶と水を入れて、弱火でコトコトと煮詰めていきます。
 

本当は、フレシュトマトを使うほうが断然美味しいのですが

今、時期的に、トマトの季節じゃないので、

トマトの水煮缶を使ってみました。
 

トマトの水煮缶は、さっと煮るより

コトコト煮詰めるほうが断然おいしくなりますね。
 

玉ねぎを入れたら、甘味と旨味がプラスできたのですが

今日は、トマトベースのシンプルな味にしたかったので

酸味を緩和するために、みりんと砂糖を加えました。
 

以前、イタリアでマンマに家庭料理を習ったことがあるのですが

マンマも、トマトの酸味を緩和するために砂糖を隠し味に入れていたので

砂糖はマンマに習ったとおり。
 

みりんは、白ワインを入れる代わりに、お酒の旨味をプラスするために入れる私流。

みりんってアミノ酸が多いので、

酸味をマイルドにしつつ、味に深みを与えてくれるのです。
 

フレッシュなトマトなら、入れなくてもいいと思うんだけど

水煮缶だと(特に安売りのだったので)、どうしても味に深みがない気がして。
 

味付けは、塩を少々。

後でパルミジャーノをかける事を考えて控えめに。
 

スパゲティーにしても良かったんだけど

今日は、ニョッキに合わせてみました。
 

茹でたジャガイモと小麦粉をこねて、丸めたものを

直接ソースに入れて煮るだけ。
 

自家製のニョッキなら、下茹で無しのほうが美味しい気がして。
 

シンプルなトマトソースがもちもちのニョッキによくからまって

我ながら、大満足の出来でした。
 

うん、やっぱり家庭の素朴な味は、ほっとするわ~。

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