でいりいおくじょのBLOG

2020.10.08

読書日記「オリジン」

世界的ベストセラー作家、ダン・ブラウン

「ダヴィンチコード」を読んで以来、大ファンです。

といっても、それ以降の作品は、本ではなく映画で見たんですが(汗)。

 

最新作も、映画になるまで待とうかと思ったのですが

先日、池上先生の本の中で紹介されていて

これはもう、読むしかないと思ったのでした。

 

「オリジン」(上)(中)(下) (ダン・ブラウン著 越前敏弥訳 角川文庫)

 

舞台はスペイン

今回もまたラングドン教授(ハーバード大学教授、宗教象徴学専門)が活躍します。

 

そのラングドンが

教え子で天才未来学者のエドモンド・カーシュ(ラングドン教授の教え子)の

イベントに出席するために、スペインのグッケンハイム美術館にやってきました。

 

カーシュは未来を予言する重大な発見をし、それを発表するというのです。

 

実は、このイベントの前に

カーシューは、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教の宗教指導者3人に会って

そこで明かされる科学上の重大な結論を伝えており

驚いた3人の宗教指導者たちは、カーシュの発表を何とか阻止したいと考えていました。

 

そして、そのイベントの当日

なんと、カーシューが何者かに殺されてしまうんです。

 

その場に居合わせた、ラングドン教授は

その暗殺の関与を疑われ

進行を担当していたグッケンハイム美術館の館長アンブラ・ビダル(未来のスペイン王妃)

とともに逃走します。

 

エドモンド・カーシュ―が予定した重大な発表が何であったかを突き止め、

殺されたカーシュのために

彼が到達した結論を全世界に公表しようと考えたのです。

 

カーシューが、明らかにしようとしたのは

人類はどこから来たのか

人類はどこへ行くのか

という問いに対する答え。

 

ああ、これは、ダーウインの進化論VS宗教がテーマだなと思いきや、

実は、もっと複雑で、壮大なテーマが隠されていました。

 

カーシューを殺したのはだれか

カーシューの結論とはどういうことなのか

 

ネタバレになるので、詳しくは書けませんが

最後は、予想外の展開で

深く共感し、泣けました。

とてもいい話であり、深く考えさせれました。

 

ダン・ブラウンの作品は、いつも読んだ後にどどーんと深くささるものがあり

読んでいる時は

ストーリーを追いかけるのに夢中で読み進むのですが

読み終わった後、いつもいろんなことを考えさせられます。

 

今回もそうで

科学と宗教とテクノロジーについて、深く深く考えさせられています。

今もずーっと。

 

また

 

そのストーリーの面白さ

テーマの深さとは別に

登場する建物や場所が、すべて実在しているところも

ダン・ブラウンの小説の面白いところで

 

この「オリジン」でも

実在するスペインの名所の中で、様々な事が起こっていきます。

 

グッゲンハイム美術館、モンセラットの山並み

ガウディ作のカサ・ミラ 、サグラダ・ファミリア

モンジュイックの丘、バルセロナの街並み等等

 

中に入ったり、ヘリコプターで上から見たり

絶対登らないであろう階段を上ったり

まるで、実際に観光をしているような臨場感です。

 

美術・芸術の解説なども盛りだくさんで

ストーリー以外のところでも

本当に楽しめました

 

映画になったら、間違いなく身応え満点で

めちゃめちゃ面白いとは思うのですが

文字で読むのもまた、すごーくいい。

 

本当に面白かったです。

ちょっと長いですが、絶対読んだ方がいいです。

おすすめです。

2020年10月7日オリジン

コメント

メールアドレスは公開されませんのでご安心ください。
また、* が付いている欄は必須項目となりますので、必ずご記入をお願いします。

内容に問題なければ、下記の「送信」ボタンを押してください。

PageTop