家庭料理研究家奥薗壽子オフィシャルサイト
六本木の長良川画廊さんで開催中の
船越保武展に行ってきました!!
ちょっと前に、
NHKの日曜美術館で船越保武の特集をやっていて
それを見て、
また、船越さんのエッセイ集も読んだし
予習バッチリ(?)で出かけました。
正直、彫刻というのをほとんど見たことがなく
博物館とか、公園とか、そういうところで
なんとなく目にしているという事があるっていうくらいなので
見て、わかるかなあとか
何か感じるものがあるのかなあ
なんて、ちょっとドキドキして出かけました。
でも、実際、作品の前に立つと
なんていうか、吸いつけられるような不思議な感覚で
黙って、その前にたっていると
石彫の女性の顔から、なんとも言えない生気のようなものが立ち上がり
静かに何かを語り始めるような感じがしました。
頭部だけなのに
本当に生きているようで
息の気配や、体温まで感じられました。
ブロンズのもの、石彫のもの
いろいろあったのですが
どの像も、
静かに息をしている気配があって。
時に微笑んでいるようにも見え
時に、憂いているようにも見え
なんとも神秘な世界で
じっと見ていると
深いところに届くものがある
何なんだろう?
何か、深い
悲しみのような、喜びのような祈り
確かに、祈りを感じました。
彫刻は、なんか深いです。
まるで自分の内面を見るようでした
長良川画廊さんでの船越保武展としての会期は、
明日11日までなのですが
会期が終わった後も、
数点はそのまま展示されているそうなので
是非是非行ってみてください。
おすすめです。
コメント
船越保武さん。全く知らない方です。
彫刻もロダンの考える人ぐらいしか、じっくり観た事がありません。
写真の彫刻見ると、確かに憂いているようにも微笑んでいるようにも見えますね。
キチンと見て感じると、彫刻も面白そうですね😃
それでは失礼致します🙇♂️足立区一のお調子者f@
彫刻って、また絵とは違う何かがあって
もっと、いろいろ見ていけば、もっと何かを感じられるんだろうなと思います。
初めてコメントさせていただきます。いつも楽しく拝見しております。
私も同じ日に長良川画廊さんに伺いました。もちろん舟越保武さんの作品を見るために。
モクレン文庫で購入した舟越さんのエッセイ『巨岩と花びら』を拝読し、いつか実際の作品を直に見たいと思っていたところ、今回の展示があることを知り、会期末ギリギリに駆け込みました。
展示の規模は小さかったですが、それでも「ゴルゴダ」の存在感には圧倒されました。若松英輔さんの図録を読んで、あらためて他の作品も見たいと思いましたので、いつか岩手県立美術館にも行ってみようと思います。
知らない世界を体験するのは楽しいですね。
コメント、ありがとうございます。
そうでしたか、同じ日に行かれたのですね。
私は夕方ごろに行きました。
彫刻を見る経験がほとんどないのですが、それでもなんか、ぞくぞくするようなものを感じました。
「巨岩と花びら」は、教室の友人に教えてもらって読みましたが、
とてもよかったですよね。もしもNHKのオンデマンドに加入されていたら、日曜美術館もおすすめです!!