でいりいおくじょのBLOG

2016.05.13

手作り皮の水餃子

この前横浜中華街で食べた、もちもちの水餃子があまりにもおいしくて

今日は娘の仕事が休みってこともあり
 

久しぶりに、手作りの皮の水餃子を作ってみました。

実は私、外国語大学の中国語学科卒業でして

とはいえ

大学時代、ほとんど勉強はしていないので

正直中国語はしゃべれないんですけど(大きな声では言えない)

食べることと料理については人一倍興味があったので

食に関することだけは、かなり自分で研究したんです。
 

試験の時には

勉強していないので、全く回答を書くことができず

仕方がないので、

私の知っている限りの餃子に関するうんちくを、答案用紙の裏一面にびっしり書いて

かろうじて単位をいただいたこともありました。

今思えば、いい時代でした。
 

そんなわけで

餃子作りは結構自信があるのです。
 

昔は、餃子を作るとなると必ず皮から手作りし

友人を招いて、手作り餃子パーテイーなんて言うのも、よくやっていました。
 

今日は、久しぶりに皮作り!!
 

餃子の皮って、強力粉に熱湯を入れて一気になりあげ

うどん玉のようなものを作ったら

中央に穴をあけて、そこに両腕をあっち皮とこっち側から入れ

ぐるぐると回転させて、大きなわっかを作って伸ばしていくんです。

で、そのわっかがある程度の太さになったら

一か所を切り離して、そこから2センチくらいに切り分け、

あとは、麺棒で平らに伸ばせば出来上がり。
 

中の肉だねは

ねぎとショウガと豚ひき肉、干ししいたけに、たたいたエビも入れて

ちょっと豪華にしてみました。
 

エビは、小さな安いエビでいいのですが

殻付きのエビを買って、自分でむいたほうが絶対においしいですね。
 

味付けは、しょうゆと紹興酒とごま油
 

包むときは、ぺたんと二つ折りにするだけでOK。

手作りの皮だと、水も何もつけなくても、上手にくっつくし

形も、きれいに丸く伸ばしてなくても、いい感じに伸びてくれるので

適当に包んでもそれっぽい形になるのがうれしいところ。
 

ちなみに、餃子は古い中国のお金の形です。

だから、たっぷり餃子を作って、たっぷり食べるのは

お金持ちになることを連想させるので

餃子は、とっても縁起のいい食べ物と考えられているのです。
 

ここまで準備ができればたれづくり。
 

たれは、この前中華街で食べた、ココナッツミルク入りのたれを作ってみたくて

ココナッツミルクにしょうゆ、ごま油、酢、ねぎ、しょうが、ラー油などを

混ぜてみたのですが

この前のお店のようなのにはなりません。

そもそも、ココナッツミルクとしょうゆを混ぜたら乳白色になりますが

この前のお店のは、全くしょうゆ色で

しかも、口に含むと、ほわっといい感じにココナッツミルクの甘みと香りが口いっぱいに広がったのですが

私が作ったのは、いま一つココナッツミルクの香りが弱いような。
 

それでも、ココナッツミルクの甘みが入ることで、

ちょっと複雑でマイルドなのができたので、これはこれでありかもです。
 

さてさて、餃子をゆでる時は、鍋にたっぷりの湯を沸かし

そのまま餃子を入れて3~4分ゆでるだけです。
 

お店の水餃子って、ゆで汁が切った状態で出てくることが多いですが

私は、ゆで汁ごとたっぷりと器に盛って食卓にのせるほうが好き

そのほうが、水餃子が乾かず、しっとりした状態で食べられるので

おいしいと思うんです。
 

やっぱり手作りすると、皮がぷりぷりもちもち

このおいしさは、手作りならでは。

一つ一つ伸ばすのは、ちょっとめんどくさいのですが

いざ食べる段になると、やっぱり水餃子は手作りに限るわ~ってことになります。
 

多めに作ったので、ゆでた食べ残した水餃子は、

次の日焼いて、食べようと思っていたのですが

あまりにもおいしくて、ぺろりと完食してしまいました。
 

ちなみに、食べ残した水餃子を焼き直して食べるのが本来の焼き餃子で

中国語では、焼き餃子のことを

鍋貼といいます。
 

なんか、この漢字、見るからに状態をよく表していると思いません?
 
 

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