でいりいおくじょのBLOG

2016.05.17

圧力鍋で中華おこわ

毎年、年初めに今年やりたいことをダーッとたくさん書きだします。

やりたいこと、行きたいこと、食べたいものなど

ちょっと頑張れば実現できそうなこともあれば、

到底無理そうなことも

全部一緒くたに書き出すことで

いろんなところにアンテナを広げることができるし
 

一年間、毎日前向きに楽しく過ごせる気がしています。

そんな私の今年やってみたいことの一つが

園芸場に落語を聞きに行くというのがありました。

実は落語が好きなんです。
 

料理しながらBGM代わりに聞くこともありますが

やっぱり落語は見て楽しむものなので

仕事に疲れたり、息詰まったりしたときなんかに

DVDで落語を見て、ひとり大笑いして、

すかっと気分を切り替えたりするのが好きなんです。
 

で、せっかく東京に住んでいるのだし

いつか、生の落語を見てみたいものだというのが、長年の夢で

毎年、毎年、今年の目標として、演芸場で落語を見るって書いていたら

今日は、行きませんかと誘ってもらったので、国立演芸場、行ってきました!!
 

やっぱり落語はいいですね。

声を出して、大笑いすれば、すかっとさわやかな気分です。

今度は、浅草や、新宿の園芸場にも行ってみたいなあ。
 

さてさて、そんなこんなで、一日遊んでしまったので

夕飯は、簡単に中華おこわを作りました。
 

中華おこわって簡単か?って思われるかもしれませんが

実は、先日作った鶏のしょうゆ煮が冷蔵庫に残っていて

それを使って、作ればとっても簡単なんです。
 
 

さらに、私は圧力鍋で炊いちゃうんで
 

短時間で失敗なく作れます。

おこわって、もともとは蒸し器で蒸して作るもので

蒸しおこわは、独特の噛みごたえと味わいがあるのですが

もち米を1時間以上しっかり浸水しないといけないし

蒸し器を出すのも結構大変。
 

一方、炊飯器やなべ(または土鍋)で炊く、炊きおこわだと簡単なのだけれど

私的には、いまひとつ満足できなくて

というのも、もち米が悪いのか、もちもち感がいまひとつ足りないような。
 

レシピによっては、冷めても硬くならないように、もち米とうるち米を混ぜた炊くように書いてあるのもあるけれど

せっかくのもち米が、それではもったいない気もして

どうにか、簡単においしいおこわが作れないかといろいろ試行錯誤して

行きついたのが、圧力鍋で炊く方法。
 

圧力鍋でご飯を炊くと、うるち米でもモチモチに炊き上がるので

もち米だと、もう本当にもっちもち!!

冷めても硬くなりません。
 

おいしく作るポイントは、水加減かな。
 

うるち米だと、洗ってすぐに分量の水に浸水させ

そのまま、その浸けておいた水ごと炊くと思うのですが
 

もち米の場合は、浸水後、いったん水を切って

新たに分量の水(だし)を入れて炊いたほうが失敗ないと思います。
 

特に圧力鍋の場合

10分くらいの浸水で、炊くことができるのですが

浸水時間が短い場合は、米に対して1割減の水加減

30分以上浸けて置いた場合は、3割減の水加減で十分です。
 

今日は、鶏のしょうゆ煮の煮汁を水で倍量に薄めて

薄める時の水に、干ししいたけと干しエビの戻し汁を加えました。
 

干しエビ&干ししいたけを入れなければ和風のおこわなのですが

これらを加えることで、一気に中華おこわになります。
 

干しエビは乾いたまま細かく刻み、干ししいたけはさっと洗って細く切り

お湯を注いで一気に戻し

(本当はじっくり水で戻したほうが、うまみは出るのですが、

急いでいるときは、お湯で一気に戻すというのもいいのではと思っています)

その戻し汁を、鶏のしょうゆ煮の煮汁に加えて、必要量の水加減にしたのです。
 

味付けは、しょうゆ煮の味だけでも行けそうなところですが

みりんと砂糖が入って、ちょっと甘いので、

オイスターソースとしょうゆを加えてバランスを取りました。
 

具材は、各切りにしたニンジン

本当は、タケノコを入れたらよかったんだけど、あいにく冷蔵庫になかったもので。

鶏のしょうゆ煮は、小さく切って

最後に炊き上がってから混ぜるだけ

圧力をかけるので、最初から入れると柔らかくなりすぎるのです。
 

あとは強火にかけ

圧がかかったら火を弱めて5分、その後火を止めて20分蒸らし

最後に青ネギを入れて、全体に混ぜれば出来上がり。
 

おこわがあれば、これだけで御馳走感があるので

あとはありあわせのものでもなんとか食卓が整うし

冷凍しておけば、ちょっとお腹がすいた時にも助かるし

正直、火にかけて蒸らすだけなので、そんなに手はかからないし

で、とってもいい料理ですね。
 

具はともかく

圧力鍋でもち米、よかったら挑戦してみてください。
 
 

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