でいりいおくじょのBLOG

2020.12.03

読書日記「勝間式超コントロール思考」

「私は○○という家事をやめました」的な発言を

なんだかよく目にするようになったのは私だけでしょうか。

 

まあ、確かに嫌なことはやらない、というのはわかりやすくていいと思いますが

家事に関しては、

0か100かというように、ばっさり切り捨てるんじゃなくて

上手にやる方法を考える、というのもありだと常々思ってきました。

 

そこで読んでみたのがこの本です。

 

「勝間式超コントロール思考」(勝間和代著 アチーブメント出版株式会社)

 

「まれにみる超コントロール思考の持ち主」の勝間さんが

 

仕事、お金、遊び、健康、人間関係において

どのように人生をコントロールすればいいかについて書かれた本です。

 

コントロールの定義としては

受け身的に生きるのではなく、自分が主役となって主体的に生き

環境や周りに働きかける

という事だそうです。

 

つまり、周りに自分を合わせる生き方は、我慢を強いられてストレスの素になるので

自分の意志でコントロールできる領域を増やしていけば、もっと生きやすくなる。

どうやって、その領域を増やせばいいのか、って話です。

 

いろいろためになる話が満載でした。

 

ただ、料理については

 

勝間さんの場合、ロジカルクッキングというのを編み出されて

電気調理器で、全自動で料理を作り

料理自体に時間をかけない方法を紹介されています。

 

これで、完全に料理から解放されて、

残りの時間を自分でコントロールできるというのは

勝間さんらしい、合理的な考え方で、

たしかに、そういう選択肢もあるかと思いました。

 

ただ、私は、この部分に関しては、もう少し、料理を楽しめる方法もあるのでは?とも思いました。

 

料理がめんどくさくて、まったくやる気が出ないっていう話は

本当によく聞きます。

 

だから、スイッチポンッで、ほったらかしで出来上がる料理は

選択肢の一つとしてありだと思います。

 

でも、それ以外にも選択肢はあると思うんですね。

 

おそうざいを買う、とか、

外食するとか

出前を取るとか

家族に頼んでみるとか

 

これは、一番簡単な方法。

料理という労力を外部にお任せするという意味で、別の選択肢。

 

でも、それでよっしゃーってならない場合が多く

お金がかかるとか、栄養バランスが悪いとか、味が合わないとかね

やっぱり自分で作るしかないってなったとしたら

次の段階。

 

次にやるべきは

簡単に作る方法を考えることで

料理の品数を減らす、手順を減らす、つかう道具をへらす

という風に、手間を減らすことを考えればいいと思うんです。

 

具だくさんの汁ものとか、なべ物とか

麺類とか

作りなれた簡単料理とか。

最小限の手間で、あまり何も考えずに作れるものを作ってみるというのも手だと思う。

 

それ以外にも、これならストレスなく作れるっていう定番レシピを持っておくとか

絶対家族が喜ぶ料理を作って、達成感を感じるとか

やり方はいろいろある。

料理を作るか、作らないかの2者択一の中で物事を考えていくと

結局、自分が作らされているっていうところに結論が行くので

ますます、料理が嫌になるんだとおもうんですよ。

 

でも本当は、選択肢はたくさんあって

そのやり方の選択肢を、いろいろ持っているってことこそが大事で

自分で選択するってことが、ストレスを減らすんだと思うんです。

 

それはたぶん、料理以外にも、言えることで

この本に書かれているコントロール法は

結局、意識をちょっと変えなさいってことなのかなって思いました。

 

~でなければならない、とか

今まで~やってきたから

というようなものに、一度、本当にそれでいいのか

って、ちょっと立ち止まって見直してみるってこと。

 

私も、自分自身、ずいぶん思い込みの中で窮屈になっている部分があることを

発見できました。

 

まずは、それに気づくことがスタートですね。

 

2020年12月2日読書

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