でいりいおくじょのBLOG

2018.10.25

山形 子育てごはん講演会

今日は山形のさくらんぼ東根というところで講演会です。

今回は、子育て支援ということで

子育てごはんをテーマに話をさせていただきました。

 

子育てごはんというテーマは

家庭料理研究家にとっては、本当に大事なテーマで

早くて美味しい料理法とか

経済的でボリュームたっぷりの料理とか

お弁当作りとか

お育てご飯という大きなテーマの中に

小さなテーマがたくさんある感じ

 

でもね、子供の食事というのは

身体の健康のことだけを考えてバランスよく食べさせればいいという風には思っていなくて

むしろ、わたしは心の健康の方を重視しているのです。

 

子供は、口から栄養を取るように

心でも栄養を吸収して成長していくので

 

何を食べるかということと同じくらい

どう食べるかということが大事で

 

親も子供も、楽しく笑って食べるということがものすごく大事で

 

そのために、かしこく手をぬいて

ニコニコ料理して、親も子も楽しく食べる事

ご飯の時間が幸せな時間であるという事

そういうことがとっても大事だと思っています。

 

料理は愛情

それはそうだと思う

 

けれど、手をかけるだけが愛情ではないと思うんですよ

手を抜いて、その分みんながニコニコできるならば

それもまた、愛情だと。

 

大人になった時

子供だったころを振り返って、毎日ご飯の時間が楽しかったと思えたり

食事シーンを思い出すとき、笑っている顔を思い出せたり

ああ、またあれ食べたいなあと思える料理があったりしたら

それは、大きな宝物を持っているのと同じだと

私は思っています。

 

IMG_9450

 

さくらんぼ東根では有名な“伊勢そば屋”産で、天蕎麦をたべました!

おそばがとにかく太くて、めっちゃ歯ごたえあり

しかも、どんぶりに山盛りいっぱい入っていて、量もすごい(普通に2倍はある)

更に、この天ぷらがまたすごくて

めちゃめちゃ固いのも、かぶりついたら口が切れそうなので

細かく砕いて食べようとしたら、お箸が折れそうになるくらい固い

衣に米粉を使っているそう。

とにかく、量も硬さも形状も、いまだかつて食べたことのないおそばでした。

でも、おいしかったです。

コメント

  1. はやかわあきこ より:

    先生、山形県にいらっしゃるんですね。
    東根市といえば、大学生の頃に家庭教師としてお邪魔していたお宅のご両親の故郷ということで、ご主人の定年後都会から故郷に戻り、農業をしながら生活されているという連絡をいただいて知った地名です。「とうね」ではなく、「ひがしね」と読むと分かったのは、偶然にも我が家のお隣の奥様が山形県出身で、教えてもらったからです。さくらんぼは勿論、お蕎麦も有名なんだそうですね。農業が盛んな所は、食べ物がおいしそうでいいですね。そういえば、山形県にはくらげがメインの水族館があるそうで、とても幻想的で綺麗だと聞いたことがあります。山形県は一度も訪れたことがないので行ってみたいです。

    1. 奥薗壽子 より:

      さくらんぼ東根という名前がかわいいですよね。佐藤錦発祥の地だとおっしゃっていました。果物が豊富で、この時期はラフランスだそうです。果物が豊富って、なんかものすごーく贅沢な感じ。めちゃめちゃうらやましい。

  2. Yuri Muto より:

    奥薗先生

    今回の日記を読ませていただいて、
    以前仕事で重症アレルギー性疾患の子どもの心理的サポートをさせていただいた時に
    お母さんがめちゃくちゃ頑張って体にいいアレルギー源の除去食を毎日必死に作っていらっしゃる時は子どもの疾患(アトピーや喘息など)が軽快せず、
    スタッフのサポートや、同じ立場のお母さん仲間の語り合いタイムなどによってお母さんご自身にストレス解消+リラックスしていただくと、以前よりちょっと手を抜いた料理になっても、子どものアレルギー症状が軽快し、表情も明るくなる….勿論お母さんも笑顔が増える…といったケースに
    沢山遭遇した経験が蘇ってきました。
    笑顔の食卓….健康な笑い、明るい心は、免疫力アップにとても良いのですよね。

    いつもステキな日記を読ませていただき本当に感謝しております。

    1. 奥薗壽子 より:

      いえいえ、こちらこそ、走り書きのような文章に、コメントを頂き、本当にありがとうございます。

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