でいりいおくじょのBLOG

2019.10.22

京都・清水寺の胎内めぐり

滋賀県の健康トークショーが早く終わったので

東京に帰る前に京都で途中下車し

清水寺に行ってきました。

 

清水寺といえば清水の舞台が工事中で入れないので

もしかして人が少ないんじゃないかと、ちょっと思ったりしたんだけれど

いやいや、そんな事ぜーんぜん関係なく

相変わらず、すごい人です。

 

多分ね、清水寺に行く目的は、清水の舞台だけではなくて

他にもいろいろあるんです。

 

例えば、清水寺に行くまでの五条坂からの参道

狭い道の両端に

八つ橋屋さんやら、お茶屋さんやら、ソフトクリーム、お団子屋さん、

和風の雑貨屋さん、食器屋さんなどなど

いろんなお店がびっしりと並んでいて

そういうお店を見ながら歩くだけでも結構楽しい。

 

そうして、細い道の先の方に清水寺の赤い仁王門が見えてくると

わ~って思う。

やっぱ、清水寺は、インパクトあるなあ。

 

胎内めぐり1

 

 

 

実は、仁王門の横に立っている三重塔も重要文化財で

これも一見の価値ありなのです。

 

中に入ると、中は意外に広く

見どころもたくさんあるのですが

 

到着した時間が結構遅かったので

今回は、欲張らず、清水寺の塔頭隋求堂へ

 

隋求堂は、信仰者のあらゆる求めに従い、ご利益をくださる万能の菩薩が祭られているところ

実は、ここで胎内めぐりができるのです。

 

胎内めぐりというのは

産道を通って生まれ出る瞬間を体験できるんです。

 

お堂の入り口を入っていくんですが

真っ暗で狭くて、くねくね曲がった通路になっていて

本当に、真っ暗で何も見えないところを

左手で、数珠を手繰りながら進んでいくんです。

 

その数珠のぼこぼこした感触が、

なんとも言えず心細さを増幅させるようでもあり、

すがりたいような気持にさせるようでもあるんだけれど

次第に、何か見えない力に導かれて進んでいるかのような

不思議な感覚になってくるんです。

 

数珠を触っているとはいえ

何も見えないと、なんとも言えない不安定な気持ちで

何かにすがりたいような、助けを求めたいような、

孤独な感じにもなってくる。

 

すると、先の方にぼんやりと明かりが見えてきて

やがて、まあるい石が現れる。

 

その意思を両手で触った時の、まあるい形と温かさが

安心感となって、じんわり心にしみます。

ああ、ありがとうって思う。

 

でね、ここで、この石に一つだけお願いをするの。

 

実は、これまで、この胎内めぐりは何回かやったことがあって

これまでは、私利私欲の塊みたいなことをお願いしてきたんだけれど

 

今回は、私、今までとは違うお願いをしましたよ。

ああ、ようやく私も、こういうことがお願いできるようになったのか

こういう風な気持ちになるまでには、私はやっぱり煩悩だらけなあって

改めて思いました。

(何をお願いしたかは秘密)

 

そうして、更に進むと、パーっと視界が明るくなって、外に出る!!

 

はあ~~~~~っ、生まれた~って感じ。

これぞ、産道を通って生まれ出る瞬間。

 

本当に、生まれ変わったような気持になるから不思議。

 

また、新たな気持ちでがんばろー!!

 

 

胎内めぐり2

 

 

 

胎内めぐり3

 

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