でいりいおくじょのBLOG

2020.07.21

トマトの思い出

犬のお散歩の途中

プランターでトマトを育っているおうちを発見しました。

ミニトマトではなく、普通のトマト。

 

ミニトマトは、小学校の夏休みの課題で育てたりするので

よく見かけるんですけれど

大きいトマトがプランターで育っているのは、珍しいですね。

 

実は、何年か前、ミニトマトの苗を大量に頂いたことがあって、

あちこち皆さんに配ったんだけれど、最終的に30個くらい残って

それを全部育てたら、ベランダがミニトマト畑みたいになったことがありました。

 

その時思ったんだけれど

こういうのって、簡単に見えるけれど

思っているより難しい。

 

というのも、私の父がミニトマト作りの名人でして

毎年夏になると育てるんですが

それがもう、娘の私が言うのもなんですが、ものすごいの。

 

一本のミニトマトの苗が、何か別の植物みたいにもりもり大きくなって

一つの苗から、バケツに何杯ものミニトマトが収穫できるんですよ。

数にして、数百個くらいは収穫できたと思う。

これ、本当の話。

 

家の前の道路にプランターを置いて育てるんだけれど(日当たり抜群)

そこがちょうど小学生の通学路に当たるので

そのミニトマトの前を毎日小学生が通っていくんです。

 

そのうちトマトが赤くなってくると。

そこを通る小学生が外から叫ぶんです。

 

「おじいーちゃーん、食べていいーーーー?」

 

そしたら、父が家の中から叫ぶ

「おおーー、ええぞーーー!!」

 

それを合図に、小学生たちが、好き放題に取って食べてくれるの。

 

そうして、朝夕小学生たちに食べてもらって

大量のミニトマトが上手になくなっていくのでした。

 

それを見ていたから、

私も簡単にあれくらい育てられると思っていたんだけれど

父が育てたのには、程遠かった。

 

見るのとやるのとは大違い。

 

父が生きている間に、きちんと習っておけばよかったな。

 

そんなことを想いながら、

トマトのプランターを、毎日の散歩の途中で見守っているところです。

 

だいぶ赤くなってきたので

そろそろ収穫かも…、

2020年7月20日トマト

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