でいりいおくじょのBLOG

2018.07.26

鹿ケ谷 安楽寺かぼちゃ供養

京都の左京区に銀閣寺から南に下がったところに

鹿ケ谷というところがあります。

平安時代、後白河法皇の近臣が平家打倒を企てた鹿ケ谷の陰謀で同じもの所。

 

そこで大切に育てられているのが、京都の伝統野菜鹿ケ谷かぼちゃ。

真ん中がくぼんだひょうたん型をしている、独特なかぼちゃです。

 

今日は、鹿ケ谷の安楽寺で

鹿ケ谷かぼちゃを甘辛く煮たものを食べさせて下さるかぼちゃ供養という行事があるというので行ってきました。

 

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甘辛く煮た鹿ケ谷かぼちゃを甘辛く煮たものを、かぼちゃ供養の日に食べると

中風にならないと昔から言われているのです。

でもまあ、お参りする者の気持ちとしては、

ここのかぼちゃを頂けば、この夏を無事に乗り越えて、残り半年も元気に過ごせるという思いでいただきに行くのです。

 

まず最初に、安楽寺のお寺の由来を聞かせていただき

それから、大広間で、甘辛く煮たかぼちゃがふるまわれます。

 

後から、あとから、結構たくさんの方がかぼちゃを食べにいらしていました

観光客というよりは

地元の人たちが、毎年楽しみにしながら来られているのかなという感じでした。

 

実は鹿ケ谷かぼちゃを頂くのは今回が初めてで

ものすごく楽しみにしたのです

 

あっ、京野菜というと、京都の人はいつも食べているように思われがちですが

全然そんなことはないんですよ

むしろ、京野菜を売っている特別な八百屋さんみたいなとこでないとなかなか手に入らないし

錦市場のようなところで買おうものなら、結構なお値段なので

普通に生活をしていて口に入ることはまずありません。

 

特に鹿ケ谷かぼちゃって、ここの鹿ケ谷で大事に守られながら育てられている特殊なかぼちゃで

他にはないし、たぶん数もそんなにたくさん出回るほどは作られていないし

本当に、目にすること自体がそんなにないんです。

 

京都の伝統野菜だし西洋かぼちゃではなく、日本かぼちゃだとしたら、

ほくほくした感じじゃなくて、甘さもなくて、そんなにおいしくないかも

とちょっと思ったりしていたんですね、本当は(すいません)。

 

ところが、一口食べてみるとびっくり、びっくり

 

しっとり、ねっとりとした食感です。

水分の多い柔らかい感じ。

 

薄い味で煮てあるので、あっさりしているのですが

でも、品良くまとまっていて

大きなひと切れが、ペロッと食べられました。

 

食感と言い、甘みと言い、すごくおいしいです。

 

一つの地域で、大切に守り育てられている伝統野菜が

こうやって、毎年一回、地域の人にふるまわれることで

人がお寺に集まり、お寺の由来やら歴史やらの話を聞いてお参りをさせていただく。

 

宗教とか、仏教とかそいうことじゃなくて

何かみんながここでささやかな幸せを守りながら暮らしている感じと

それの一員に加われたことが、うまく言えないけれど嬉しくて

なんか、こういうのいいなあと思えました。

 

これで、中風はもちろん、今年の残りも元気に過ごせそう。

ごちそうさまでした。

 

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