でいりいおくじょのBLOG

2018.12.20

ガーデニング

ガーデニングの話が途中だったので

今日はその続きを。

 

ガーデニングはこつこつ作業を進め

今、大体3分の2くらいが終わったところです。

結構、一生懸命やっているのですが

なかなか、一気にはできません。

 

今回、植え替えをしていて気づいたことがあります。

 

冬の寒い時期の黄色い花は、見ているとすごく元気が出るので

当初、黄色い花を中心に庭を作ろうと思って

買い集めていたのですが

 

いざ、花を並べてみると、なんか全然元気な感じがしないの。

 

黄色い花は、見ていて元気になるのに

黄色い色ばっかりだとだめなんです。

 

以前、ガーデニングの本で、似たような話が書いてあったのを、その時思い出したんです。

 

それは、白の花ばかりを集めて庭を作ったら

イメージでは清楚な美しい感じになると思ったのに

なんだか印象の薄い、寂しい庭になったという話。

 

ああ、そうだ、黄色で元気がほしかったら

違う色も混ぜないとだめなんだということを思い出し

急遽ピンクの花を追加。

 

そうしたら、黄色が急に元気になって

ピンクの色もとっても愛らしくて

 

ああそうか、これは人と人との関係でも言えるなあと

そんなことに気づかされたりしたわけです。

 

自分と同じように感じたり、考えたりする人ばかりが集まっていると

一見居心地がいいんだけれど

その心地よさは、良い事もある一方

必ずしも前に進む力になるとは限らない。

 

違う感じ方をする人や、違う発想をする人が混在している方が

自分の予想しないことができる可能性がある。

 

特に、ある程度年齢が行くと

同じ感覚の人と一緒にいるほうが楽なので

保守的になりがちだけれど

ちょっと冒険して、違う色の花を植えるみたいに

自分とは違う感じ方や考え方を受け入れることも大事ですね。

 

そんなことを考えながら、出来上がった庭。

まだ、完成形ではありませんが

今の状態がこれ。

 

DSC01906

 

DSC01913

 

 

まだ、未完成というところがミソで

目下、この庭を眺めながら

あそこのスペースにどんな花を植えようかとか、

あそこにもう少し色を足そうとか

そんなことを考える楽しみを、ゆっくり味わっているところです。

コメント

  1. ゆり より:

    奥薗先生

    昨日、なべかま通信!申し込ませていただきました。宜しくお願い申し上げます?
    本当に色は組み合わせですね。
    一昨日、大学で芸術療法論の特別講義をやったのですが、絵画療法(絵を描いて心を癒すセラピー)の作品にしても、やはり一色だけの色使い、って寂しいですね。快活で楽天的かつ実務的な黄色に、鎮静と知性の青や宗教性-芸術性の紫とか、先生のお庭みたいにピンク(一般的には母性と愛情の色)と組み合わせると、やはりお互い引き立て合うだろうなあ…,と思います。お庭、程よくカラフルで素敵ですね。

    人間も、先生がおっしゃるように多様性を受け入れ合う中で、良い具合に深みと広がりが生まれる、思いもよらない発見がある。自分の専門分野を探求することも大切ですが、心理学の世界だけで生きていると本当に視野が狭くなってしまいますので、こうして先生のブログを訪れ、料理研究家でいらっしゃる先生の文章を読ませていただくことが、最高のリフレッシュタイムとなっています。ありがとうございます。

    しかし庭仕事、いいですね。園芸セラピーという言葉もあるくらい、土いじりって心を癒す要素があるのですよね。私も新年に向けてチョコッとやってみます。

  2. 奥薗壽子 より:

    なべかま通信を申し込んでくださっとのこと、ありがとうございます。入金を確認でき次第、お送りさせていただきますので、今しばらくお待ちいただければと思います。
    動物でも植物でも、人間以外の生き物と一緒に暮らしていると、本当に癒されることがたくさんあります。また、教えられることもたくさんあります。是非、植物、育ててみて下さい。ちょこっとでいいと思います。
    それから、おすすめは球根かな。実は私の庭も、あちこちに球根を植えているんです。宝物を埋めるような気持でワクワクしますよ。

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