でいりいおくじょのBLOG

2018.12.30

年賀状

毎年、年賀状が後回しになって

お正月の1日に届く期日までに、ポストに投函できた事がありません。

(すいません・・)

 

というのも、

毎年、その年の干支のスタンプと、正月用のシールを買ってきて

一枚一枚スタンプとシールで手作りしていて

更に、宛名も一枚一枚手書きしていたもので

これがもう、めちゃめちゃ時間を取られたんです。

 

せっかく年賀状を出すのに

やはり、心を込めねば、という気持ちも確かにあったのですが

(いや、ホント、たぶん)

パソコンに、住所を打ち込む時間がなくて、

いつも年末になってから

ああ、今年も住所が入っていない――――ってことになって

手書きで書かざるを得なかったのです。

 

ところが、数年目に、娘が住所の入力をやってくれて

それで、めちゃめちゃ楽になり

 

更に、去年は、戌年ということもあって

虎之助の写真をパソコンに取り込んで印刷したので

更に楽ちんになって。

 

それにすっかり味をしめて、今年も印刷にしたので

なんと、晴れて期限内に投かんできました――――――パチパチパチ♪

 

そういえば、天声人語にこんな話が書いてありました

 

9年前の全国学力試験で小学6年生の3人に1人が

はがきのどこに、受取人の住所、差出人の名前を書くかと間違ったそうな。

 

確かに、うちの子供たちを見ても

手紙やはがきって、ほぼ書きませんね。

 

で、大人も手紙を書かないから

子供たちが知らなくても仕方ない気もする。

 

っていうか

メールとかラインとか、便利なものは使った方がいいし

もはや、ない生活は考えられないし

 

そういう意味では、年賀状も、ラインやメールにとってかわられつつあるのかもしれません。

 

一年に、一度だけ、年賀状でやり取りすることに意味があるのか

という意見もありますね。

(この前テレビで、そういう趣旨のアンケート調査をやっていた)

私は、一年に一度、年賀状でやり取りするだけでも

だからこそ、年賀状の意味があると思っています。

 

だって、年賀状がなくなったら、もうその人がどうされているのか

知るすべもないわけだし。

一年に一回、年賀状で、ああ元気にされているだなあとか

お子さんが大学生になられたんだとか

そういうことを知るだけでも、なんかうれしかったりします、私は。

 

そういう意味では、

LINEで、ささっと新年のあいさつをする友人と

一年に一回のペースでも、年賀状で連絡を取りたい人と

使い分ければいいんじゃないかと思っています。

 

因みに、うちの子供たちは

自分は年賀状を書かないし、年賀状もほとんど来ないんだけれど

お正月には

年賀状、来てるか見てこよーって、ポストを見に行きますよ。

 

やっぱり、年賀状が届いていると嬉しいものです。

 

年を取れば、年賀状を書くのがめんどくさくなりますが

住所がパソコンで印刷しても

あけましておめでとうは印刷しても

とにかく一言何か書いて年賀状を出す

毎年、少しずつ枚数は減らしていっても、

身の丈に合ったやり方で続けていけたらいいなと思っています。

 

 

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

今年の年賀状用に撮影した虎之助

コメント

  1. ゆり より:

    奥薗先生

    確かに、毎年一回年賀状のやり取りをしているからこそ、関係が続いている方、こちらの記憶が蘇る方はいますね。で、やはり子どもさんの成長とか、ちょっとした近況報告とかを一言でも読ませていただくと、嬉しくなります、私も。確かに面倒で一手間かかるし、メールの方が圧倒的に便利だけど、年賀状がなくなったら寂しいお正月になるだろうなあ…と思います。
    私も表裏印刷でも必ず一言手書きで添えています。ああ、この方にはお世話になったなあ、とか、この方は今どうしていらっしゃるかなあ、とか考えながら一言一言コツコツ添えていくと、なんだか面倒くさかった作業が結構楽しくなり、年賀状にちょっとした温かみが増す感じが….。やはり「ご縁」は大切にしたいですね。

    1. 奥薗壽子 より:

      そうなんです。年賀状には、年賀状にしかない幸福感があるんです。

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